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第1部は楽しんでいただけましたでしょうか。みなさんよりもちょっとだけ大人の大学生が身近に感じられるかなと思いました。第2部でも引き続き大学生のみなさんにお集まりいただきました。今回は、球技を中心に特集します。
バスケットボール
数学科のWさんに、バスケと数学のお話の種をもらいました。

Wさんは、バスケやっているよね!
バスケと数学に関係があるな〜と感じたことはある?

角度かな〜!
ボールと地面の入射角と同じ反射角で跳ね返るんだよ。(数学というより、物理かな。)

えーそうなんだ!
「バスケ 数学」と、検索してみました。バスケには、数学的要素がたっぷりのようです。
バスケが大好きな方・もっともっと数学を感じたい方へ
TED Talksのバスケットボールの激しい動きの背後にある数学を見てみてください。音声は英語ですが、日本語(自分に合った言語)の字幕をつけることができます。また、トランスクリプトも表示することができます。漢字が多く、内容の理解は少しむずかしいかもしれませんが、バスケに「位置」「角度」「タイミング」「速度」といった数学的な要素が含まれることがわかる動画です。
バレーボール
高校時代はバレーボール部に所属していた、数学科のFさんにも角度のお話をもらいました。
聞いてみたところ、バレーの専門用語がいくつか登場したので、先に解説をしますね。
スパイク:味方のトスなどで上げられたボールを、ジャンプして相手コートに強く打ち込むこと。
サーブ:攻撃側から最初の球を打ち込むこと。
レシーブ:相手のサーブやアタックを受けること。
セッター:スパイクのためのトスを上げる役目の選手。
goo辞書より。

Wさんに、バスケのボールをつく時には、角度が関係すると聞いたのだけど、Fさんはバレーボールやっていたよね!バレーでも、角度が関係することはあるの?

スパイクもサーブもレシーブするのに入射角と反射角があってスピードを吸収するとか難しいことを除いてセッターにボールを返すためにセッターの方に面を構えて腕を真っ直ぐにするということかなー
よく、板のように腕を構えるって言われたよ。

それは何でだろう…?

少しでも段差とかずれがあったら角度がずれてしまうからかな。

自分、本当にバレーが苦手なのだけど、ボールが変なところ行ってしまっていた…。Fさんの話を聞くと、腕の向きがおかしかったのかなと思ったよ。

そうね。たとえば、上にしかボールが飛ばない人もいるけど、あれは天井に水平に構えているから上に飛んでしまうのだと思うよ。

どうやら、球技に共通する数学の要素ってあるみたいですね。
Wさん、Fさん、これまで登場してくださったゲストの皆さん、ありがとうございました!
次はサッカーです!