「算数・数学」を学ぶ楽しさについて

さんかくすと文がえます

このサイトで算数・数学を学ぶことについて大学生のKさんが説明します。

Kさん
Kさん

学芸学部数学科2年のKです。課外(かがい)活動では、デフフットサルチームに所属しています。趣味(しゅみ)は、ひとりで自然豊かなキャンパス内をふらつくことです。物事を深く考えるには、最高です。強制(きょうせい)される学びは、大嫌いですが、興味(きょうみ)を持ったことを自ら学ぶことは、楽しいです。なので、よく本を読んでいます。数学科にいるということで、算数と数学を担当するに(いた)りましたが、興味(きょうみ)は、多方向に渡ります。教育系や社会学系の授業が特に好きです。目指すは、文理両道(ぶんりりょうどう)人間! 所属に(しば)られない「学び」を追い求める自分は、 IESという組織、それを運営する先生方や大学院の先輩方にとても救われております。IESの活動の中に、学生生活があります。まさにIESに「学び」を実現してもらいつつ、メンバーの1人として、みなさんの「学び」の実現に伴走(ばんそう)するという立場です。

以上、お分かり頂けましたでしょうか?数学オタクでも勉強大好きでもない、普通の地味(じみ)な大学生です。この科目の担当者Kは、これを読んでくださっている皆さんと、いちばん年齢(ねんれい)が近いかもしれません。少し前まで、セーラー服を着た高校生でしたよ。
(なお)、このホームページの作成は、所属(しょぞく)学科とは一切(いっさい)関係ありません。)

算数・数学のナビゲーターからのメッセージ

今までの学び

小中高を終え、大学に通っています。私は、中学生や高校生のとき、塾に通ったことがありません。新たに勉強道具を用意することはせず、学校から配られるテキストのみを使っていました。私の学びの場所は、常に学校でした。なので、今みたいに学校に行けない状況を想像(そうぞう)すると、心苦しいです。中高生の時の将来の夢は、先生になることでした。現在は、(のち)の研究テーマのなかで教育に(たずさ)わりたいと思っています。中高時代、受験(じゅけん)意識(いしき)しすぎた勉強になってしまい、学ぶことを楽しむ気持ちというものは、()けていました。その結果、なぜ自分が数学科にきたのか、ということが見えなくなってしまいました。だからこそ、小中学生の皆さんには、“今”の学びを意味のあるものにしてほしいと強く思います。
学ぶということに、(現在進行形で)とても苦労している学生時代を過ごしています。そんな私だから、伝えられることもあるのではないかと思います。是非(ぜひ)、以下を読んでみてください。

学習について

算数や数学の学びについて、とりあげようと思います。
ここでは、できるだけ、学習をするということを「勉強」ではなく、「学び」という表現を使うことにします。なぜなら、「勉強」という言葉は、文字の通り、何だか強いられるものに感じ、心苦しさを感じる経験があるからです。特に、算数や数学は、強制(きょうせい)されることで遠ざかりやすい科目でもあると思います。学習するときに、強制(きょうせい)されているという気持ちを出来るだけ感じずに、取り組んでみてほしいという願いからです。

算数

問題(もんだい)()(はじ)める前に、一度立ち止まってみてください。今、学んでいることが、何に生かされているのかを考えてみてください。生活の中に、実は算数はたくさん生かされている、ということを実感(じっかん)していただけるように、サイトをまとめました。数というものは、生活を知るために、社会を知るために、必要不可欠(ひつようふかけつ)なものです。いくら(きら)いでも、生活の中で算数を()けることはできません。そうは言っても、計算問題(けいさんもんだい)文章問題(ぶんしょうもんだい)()いてばかりでは、(いや)になってしまいますよね。それらをやることに困難(こんなん)を感じている方もいるでしょう。   
しかし、イスに(すわ)って、プリントをやることだけが、算数の学習の全てではありません。算数の学びは、プリント学習以外からも得ることができます。目で見て学ぶこと、耳で聞いて学ぶこと、好きなスポーツを生かす、(ほか)の好きな科目を生かすなど、どこからでも学ぶことができます。自分の()きなことや得意(とくい)なことを生かして、(たの)しみながら学んでみてください。多様(たよう)な学び方を、少しずつ、一緒(いっしょ)に見つけられたら良いなと思っています。

数学

数学は、なぜ勉強するのか、他に比べてわかりづらい科目でもあります。日々、公式を覚えたり、問題を解くことに精一杯になってしまっているからだと思います。公式を使い、図形を読み解き、問題を解決することが、一枚のプリント上では自動的な作業となってしまいがちです。それでは、私たちの目の前に繰り広げられる数学的事象(じしょう)は、何の意味も持たぬものとなってしまうのです。「数学というものが何なのか」ということがわからないと、意味のない学習を始めることになると思い、このサイトでは、根本的なことから()れてみました。数学の受験向けのサイトや計算プリントは、数多くインターネット上に転がっているのですが、それでは、つまらないと感じる人もいると思います。しかも、教科書やプリントによる学習は、ここで(すす)めるまでもなく、宿題として出されていると思います。なので、教科書やプリントでは学ぶことのできない数学を中心にまとめました。他の分野と数学とのつながりを見出す、手がかりとなると良いなと思っています。

本質的な学び

学ぶときに、困難に直面することもあるでしょう。しかし、困難があるからこその「学び」というものも必ずあります。例えば、聞き取りが困難な場合、板書や文字媒体(ばいたい)のものをよくみますね。そこから、自分で、しっかり考えるのです。自分なりに理解をしてみます。障害の有無や障害種を問わず、「限られた情報をもとに、自分で考える」ということは、生きていく上で最大の強みとなるはずです。学ぶことに障壁(しょうへき)があるということは、本質的(ほんしつてき)な「学び」を追い求めるチャンスでもあります。

小中学生の皆さんへ

自分ではどうしようもないことで、学びを(あきら)めてほしくないです。どうしようもないことというのは、人それぞれにあると思います。目が見えないこと、見えづらいこと、耳が聞こえないこと、聞こえづらいこと、手がうまく動かないこと、集団の中にいることが苦手なこと、といった学びに立ち向かうまでにある(かべ)。家では勉強ができないこと、あるいは学校では勉強ができないこと、教材を買えないこと、という環境的な(かべ)(かか)える事情(じじょう)は、様々で、複合(ふくごう)していたりもします。

どうしようもないことは、どうしようもないのです。自分の力では、変えられないものもあります。でも、そこで、学ぶことを(あきら)めてしまうのは、本当にもったいないです。学びに対する強い気持ちさえあれば、学びを支えてくれる人やモノが(あらわ)れます。決して一人ではありません。

今、学校の休校が長引き、どうしようもない状況(じょうきょう)であると言えます。休校が終わっても、そのどうしようもなさというものは、残るかもしれません。そんな今だからこそ、(しん)の算数や数学の「学び」を求めてみませんか?もちろん、他の科目から始めるのでも全然(ぜんぜん)(かま)いません。私たちは、みなさんの「学び」を心から応援(おうえん)しています。

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