台風が進む道

       

さんかくすと文がえます

台風たいふう進路予想しんろよそうに気をつけなければならない季節きせつですね。皆さん、被害ひがいにはわれていないでしょうか。

風が吹いて、雨が降って、台風たいふう危険きけんというイメージがあると思います。でも、危険きけんというのは、天気予報てんきよほう解説かいせつを聞いたりや風が強くなってきて初めてわかるものではないでしょうか。台風たいふうが来ていることは地震と違って事前に分かります。天気予報てんきよほうをより正確せいかくに読み取ることで、「危険きけん危険きけん報道ほうどうされているけど、一体どれくらい危険きけんなのか」ということを理解りかいするためのひとつの材料ざいりょうになるかもしれません。それは、数学的に分析ぶんせきをすることもできるのです。

雲

台風

この頃のお天気コーナーで、真っ先に映し出される白いうずまきのようなもの。それが「台風たいふう」です。

台風の大きさと強さ

気象庁|台風の大きさと強さ
台風の勢力を示す目安となる「大きさ」と「強さ」についての解説を掲載しています。

上記の気象庁ホームページによると、

台風たいふうのおおよその勢力「大きさ」や「強さ」を表す目安として、風速ふうそくを用いて表現するようです。そういえば、「大型で強い台風たいふう」「大型で非常ひじょうに強い勢力せいりょく」「最強級さいきょうきゅう」「猛烈もうれつな」「数十年に一度の」などと言った表現がありますよね。それらは、一体どのくらいの大きさ・強さなのでしょうか。

それでは、一緒に学んでみましょう。

大きさについて

大きさについては、気象庁ホームページを参照にYahoo!JAPANが制作せいさくした図がわかりやすいので、見てみてください。

台風の強さと大きさ「猛烈」や「大型で強い」の意味は? (THE PAGE) - Yahoo!ニュース
台風の強さと大きさ(画像制作:Yahoo! JAPAN) - Yahoo!ニュース(THE PAGE)

超大型とは、超がつくくらいなので、「非常に大きい」。大型とは、「大きい」。それでは、どのくらい大きいのでしょうか?「大きさ」は強風域きょうふういきの半径で区分されているそうです。強風域きょうふういきとは、風速ふうそく15m/秒以上の風が吹いているか、吹く可能性がある範囲のことのようです。具体的な数値は、風速ふうそく15m/秒に対して超大型ちょうおおがたが800km以上で、大型おおがたが500km以上〜800m未満。こんな大きな数字、よくわからないですよね。日本列島の大きさと比較ひかくしている図にある通り、超大型ちょうおおがたは、何と本州を丸々おおってしまうくらい、あるいはそれ以上の大きさなのです!!

強さについて

強さは、最大風速さいだいふうそくで分けられているということで、ホームページには数値が書いてあるのですが、どのくらいの強さなのかがわかりづらいので、NHK for Schoolの動画を視聴しちょうして体感たいかんしてみましょう。

台風の強い風と雨 | NHK for School
強い風と雨を作る装置を使って、台風の雨と風の強さを体験します。

解説かいせつ字幕じまく無しで音声として流れていますが、雨の様子や風の様子は、観ても聞いてもわかります!下記も参照さんしょうにしてみてくださいね。
この動画では、風を作ることが出来る装置そうちを用いて実験しています。
0:15- 弱い風のとき 傘を片手で持てる様子。
0:24- 強い風風速ふうそく10m/秒)のとき 雨は横から降って、傘が役に立たない…
0:33- およそ風速17m/秒のとき  傘がほとんどこわれてしまい、(大人が)立っているのも大変。
※強風域に入っているということですね。台風の風の強さです。
0:43- 風速ふうそく30m/秒のとき 真っ直ぐ立っていることができない。
0:51- 風速ふうそく40m/秒のとき 風が地面のものを吹き飛ばすように。もはや人は立っていません。

ちなみに、説明せつめいがおくれてしまいましたが、風速ふうそく」とは大気が移動いどうする速さのことです。例えば、風速ふうそく10m/秒とは、1秒間に10m移動するということ、風速ふうそく20m/秒とは、1秒間に20m移動いどうするということになります。
50m走で例えてみました。(私たちが空気であると仮定し…)
風速ふうそく10m/秒とは、5秒で50m走れてしまうということになります。これはおそらく世界記録をも突破とっぱする速さですよ。風速ふうそく10m/秒でも、ここまでの速さなので、風速ふうそく17m/秒、風速ふうそく30m/秒…は大変なことですね。
速さについて、もっと知りたいという方は、気象庁ホームページの「風の強さと吹き方」の表をご参照ください。

このサガテレビさんのこちらの動画でも、台風たいふう定義ていぎ気象予報士きしょうよほうしさんが説明せつめいしているので参考さんこうにしてみてくださいね。(自動生成字幕じどうせいせいじまく有り。)

「大型」「強い」「猛烈」…台風情報の見方 (20/08/07 19:56)

台風の予想進路の見方

台風たいふうの位置とどのように動いていくかを示した図を「台風進路図たいふうしんろず」と言います。これこそ、円の中心が動いていき、軌跡きせきを描いているようにも見えます。なぞに点が動いていき、その速さを求めるという問題を目にすることはありませんか?私は、今回この記事を書くにあたって、あれは台風たいふうをイメージしてみればよかったのか?と振り返ってみたりもしています。

さて、下記のサイトでは、台風進路図たいふうしんろずのみかたが説明せつめいされています。(画像+文章)

台風進路図のみかた

ここでポイントは、予報円よほうえんの中心を結んでいる線は、台風たいふう進路しんろを表しているのではないということです。また、その予報円の大きさは、台風たいふうの大きさを表しているのではなく、「台風たいふうの中心が入る可能性のある範囲はんい」。「円が大きい=台風が大型おおがた」というわけではないということです。

Kさん
Kさん

私は理科で習ったはずが、覚えていなくて。いや、でも、大きな円が描かれていれば、大きさを表していると思ってしまいませんか…?

台風たいふうの中心が予報円よほうえんに入る確率は70%のようです。つまり、中心を結ぶ線が自分の住んでいる地域ちいきを通っていない=安全であるというわけでないということになりますね。勘違かんちがいしてしまいますよね…。

最後に動画で確認しよう!

サンテレビさんが台風情報たいふうじょうほうについて、クイズを交えて解説かいせつしています。(自動生成字幕じどうせいせいじまく有り)

【特集】防災キャッチ~台風情報の正しい見方

自分の身を守るために、とても大切な情報です。これからも、防災ぼうさいというテーマに少しずつアンテナを張ってみましょう!

雲

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