漢字ちゃん(Mせんせい)

さんかくすと文がえます

漢字ちゃん(Mせんせい)をもっと詳しく

子どものころの、おもひで(おも

 落とし穴を作って遊んで怒られたり、タニシやダンゴムシを(つか)まえてみたり、花の(みつ)を吸ってみたり…。大自然に(たわむ)れてほどほどにヤンチャに遊んでいました。

 一方で、昼休みの図書館で「ひだまりスポット」を見つけて(本(だな)の上とか‥‥)ネコのように居座(いすわ)り本を読んだり(司書(ししょ)のおばちゃん先生はやさしく見逃(みのが)してくださっていたみたいです)。

 学校のベランダから見た夕日が美しくて、友達と「この景色はきっと忘れられないんだろうね」と話したりしたことも、大切な“おもひで”になっています。

いまでも記憶きおくのこっているまな

 小学校の運動会で、組み立て体操(たいそう)のかわりに、インカ帝国滅亡(ていこくめつぼう)(おど)りを(おど)りました。
 ……
 インカ帝国(ていこく)って知っていますか?南アメリカのペルーという国にかつてあった帝国(ていこく)(1200年ごろに成立し、1533年に滅亡(めつぼう)しました)です。海の向こうからやってきたスペイン人によって(ほろ)ぼされたのです。マチュ・ピチュは、インカ帝国(ていこく)遺跡(いせき)として有名ですね。
 ……
  インカ帝国(ていこく)の歴史を勉強して、インカ人になりきって(おど)ったわたしたち。当時は「なんでこんなことを…」と思ったものですが、先生のスパルタ演技指導(えんぎしどう)を受け、トウモロコシやジャガイモを目を(かがや)かせて収穫(しゅうかく)し、スペイン人の突然(とつぜん)襲撃(しゅうげき)(あらが)いながらも打ち(たお)れ、再生していく経験(けいけん)を持ちました((おど)りで、ですが)
私に、強烈(きょうれつ)にインカ帝国(ていこく)への(した)しみと愛着(あいちゃく)をのこした、ちょっと変わった“学び”です。

出身県しゅっしんけん・おくにじまん(名物めいぶつ伝統工芸品でんとうこうげいひん紹介しょうかい

(つる)()う形の群馬県
… 群馬県民で知らない人はいない、といっても過言(かごん)ではないものが「上毛(じょうもう)かるた」。
群馬県のいろいろな特産物(とくさんぶつ)歴史(れきし)、自然などが、かるたを通じて紹介されています。

(つる)()う形の群馬県」は「つ」の札。(本当に見ようによっては、群馬県は、(つる)()うような形をしているのです)

 伝統工芸品(でんとうこうげいひん)といえば、「高崎達磨(たかさきだるま)」が有名です。
 上毛(じょうもう)かるたでいうと、「え」の札が「縁起(えんぎ)だるまの少林山(しょうりんざん)」です。

 「だるま」とは赤くて丸い形をした顔の人形(…と書くと少し怖いですね)。
 もともとは伝染病(でんせんびょう)天然痘(てんんねんとう))が流行(りゅうこう)したときに、赤いものが邪気(じゃき)(はら)うと信じられ、願掛(がんか)けとして広まったといいます。
 毎年、群馬県高崎(たかさき)市でお正月にだるま市が開かれます。小さいものは数センチ、大きいものは3メートルくらいになるだるまがあります。だるまさんを買ったら、お願い事をして目玉を書き入れます。お願い事が(かな)ったらもう片目にも目玉を書き入れるのです。

 群馬県を電車で旅行することがあれば、駅弁(えきべん)の中にだるまさんの形をしたお弁当があるのでぜひ(えら)んでみてください。(食べ終わったら貯金箱(ちょきんばこ)になります!)

M先生
M先生
群馬県の形のイラストです。

つるまう かたちの ぐんまけん!

外国がいこくからお友達ともだちたら案内あんないしたいところ

 いっしょに狛犬巡(こまいぬめぐ)りをしたいです!

 狛犬(こまいぬ)って知っていますか?

 神社の鳥居(とりい)の近くに、犬のような猫のような、ライオンのような小さな生き物が二匹、右側と左側の台の上にそれぞれちょこんと乗っています。
どうやら、想像上の生き物(霊獣(れいじゅう)、と呼ぶ)らしい狛犬(こまいぬ)さんは、神社の守り神らしい。
向かって右側の狛犬(こまいぬ)は、口を開けていて角は生えていないらしい。左側の狛犬(こまいぬ)は、口を閉じて角が生えているそうな。

 狛犬(こまいぬ)(めぐ)るストーリーは日本国内にとどまらず、エジプトまでひろがっているみたいです。
 
  さて、そんな狛犬(こまいぬ)さんは、神社によって姿・形が違うのです。

 私のお気に入りは東京の府中(ふちゅう)市にある大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)狛犬(こまいぬ)さん。ここの狛犬(こまいぬ)は子育て中のようでかわいいです。

英語えいご授業じゅぎょうをどんなふうにけてきたか

 とても印象(いんしょう)に残っている授業があります。

 ALT(Assistant Language Teacher)といって、外国人の先生が授業をしてくれる時間がありました。中学生の頃です。
よくビンゴゲームをしていたのですが、なんと景品(けいひん)が出ました!

 …でも、その景品(けいひん)がとてつもなく微妙(びみょう)だったのです…。
使い古しのカセットテープ(年齢(ねんれい)がばれますね…。いわゆるCDやDVDに似た記録(きろく)を残すことを目的にした機械(きかい)があったのです)や、飛行機の中でもらった使用()みの靴下(くつした)景品(けいひん)で、急激(きゅうげき)にテンションが落ちたことを覚えています‥‥。
 
 肝心(かんじん)の英語の内容とは全く関係ないですね‥‥。今思えば、景品(けいひん)を選ぶ先生も大変だったとは思いますが‥‥。

座右ざゆうめい(モットー)

塞翁(さいおう)が馬
 故事成語(こじせいご)です。((くわ)しいバックストーリーがあります。)
「幸せも不幸せも人間の期待した通りにはならず、何が(わざわい)となり、何が福となるか分からないこと」です。
毎日を一喜一憂(いっきいちゆう)せず、簡単にあきらめたり、満足せずに、丁寧(ていねい)に暮らしたい、と思わさせられます。

2.無知の知
 古代ギリシアの哲学者、ソクラテスの名言(めいげん)といわれています。
簡単に言いかえると「自分は知らないということを知る」という意味になります。
 すぐに知ったつもりにならず、謙虚(けんきょ)に物事と向き合っていきたいと思っています。
世界は深くて広いです。知ったつもりになっていると、学び(そこ)ねてしまうことがあります。

 …大切に毎日を過ごしたいなあ。

苦手にがてなところ(わたしよわみ)

ちょっとおっちょこちょい。

…「ちょっと」じゃないかもしれないです…。

 なるべく落ち着いて、ひとつひとつチェックするクセをつけようと頑張っています。

 いろいろすぐに忘れてしまうので、メモ(メモする場所は一か所にする!)を残すようにしています。

わたしきな写真しゃしん写真しゃしん説明せつめい文章ぶんしょうで-

M先生
M先生

 私が通う大学(この文章を書いている今は、大学もロックダウンでずっと行けていません)にむくっと生えている大きな緑のかたまり。
 
 キャラボクという名前の背の低い木があります。
 実は、背が低いとはいっても私の身長(160センチくらい)よりも背は高い。そしてなかなかに巨大。巨大というか、巨体。
 
 ふつう木と聞いたら、一本の太い幹がすらっと天に向かって伸びていて、空に近いところで枝が分かれて葉をつけているようなイメージではありませんか?「木漏(こも)れ日」なんて言葉があるように、木の根元から上を見上げると、伸びた枝葉(えだは)のすき間からおひさまの光がそそいでくる、なんてシチュエーション。私は大好きなのですが、このキャラボクという木に限ってはそういう経験はできなさそう。
 
 キャラボクという木は、どちらかというと雪見大福みたいな恰好をしているのです。こぼれた水滴、(しずく)みたいな形、といってもいいかも。とにかく地面に張り付いたマルっとした巨大な物。木の幹や根っこは一見全然見当たらないのです。私がこの木の根元にもぐり込みたくても、そんなすき間はありそうもない。くわえて、まるでのそのうち地面を這いながら動きだしそうな姿、巨体。(つい、目玉を描いてみたくなって、実際に写真のキャラボクに目玉をくっつけてみてしまいました)。だって実際に巨体の一部がアスファルトまでせり出しているの!
 
 今は5月。緑が元気にもりもり成長する季節だから、今頃、このキャラボクはモサモサ頭でもっと巨大化しているのかもしれない。
大学のロックダウンが解除されたら、このキャラボクにも会いに行けます。
また、キャラボクくんのご報告ができたら嬉しいです。

写真しゃしん説明せつめいについて、Nかわさんからのコメント

N川さん
N川さん

たしかに「おおきな」ときくと、新緑しんりょくかおりで気持きもちをなごませてくれたり、木陰こかげをつくってあつさから開放かいほうさせてくれたりというように、どこか「やさしいおじいちゃん」「寛大かんだい長老ちょうろう」みたいなおおらかなイメージがあります。でも、これはちがう(わら)どちらかというと、わたしたちとおな目線めせん(といってもたかいみたいですけど)でおしゃべりできそうな、ゆるキャラ?のような印象いんしょうけます。をくっつけたなら、表情ひょうじょうるだろうから、なおさらマスコットかんしていそうですね。5がつ日差ひざしのもと、「もりもり」成長せいちょうしながら学生がくせいたちをちわびているキャラボクくん、わたしいにきたいです。

Nかわさんからのコメントをうけて…

M先生
M先生

おお・・!N川さん。そうなのそうなの。まさにゆるキャラみたいな感じ。でも長老感はある…かも…??
実は昔、友達は、このキャラボクの木が、『星の王子様』に出てくる帽子の絵を「ゾウを丸呑(まるの)みにしたウワバミ (ヘビのようなもの)の絵」と例えたあれに似ている…!とも主張していました。
確かに、なんだかシーツをかぶったお化けみたいにも見えるんですよ。緑色の葉っぱを全身にまとったお化け、というか…。
実はクモの巣が張られていたり、とクモたちのお家としても身体を提供しているキャラボクくんなのですが、だから雨の日はクモの糸に(しずく)がたまって、ところどころキラキラしていたりもしています。それもそれでなんだか優しげな感じ。
ぜひ学校が再開したら会いに行きましょう~キャラボク君かキャラボクちゃんか分からないですけど、大学に2体くらいいますよ!

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