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今日は、新しい学びのナビゲーターのT島さんが記事を書いてくれました。理科の楽しい学びを教えてもらいましょう!

今回は、天気予報図について、いっしょに学んでいきましょう!
天気予報って?
学校へ行く前、何気なくテレビを見ていると、流れてくる天気予報。お天気キャスターによると、今日は雨が降るみたい。そんなとき、みなさんは傘を用意して出かけるのではないでしょうか。このように、天気予報はみなさんの日常生活に欠かせないことが分かるでしょう。では、どうして天気を予報できるのでしょうか?
答えは、現代の技術を使いながら、気象予報士が予測しているからです。皆さんは、アメダスを知っていますか?アメダスとは「地域気象観測システム」のことです。 雨、風、雪などの気象状況を時間的、地域的に細かく監視するために、「降水量」「風向・風速」「気温」「日照時間」の観測を自動的におこなっています。アメダスの集めたデータを元に気象予報士が分析してくれているのです。

次に天気図の見方を調べてみましょう。一見すると、難しそうですが、覚えるともっと天気予報を楽しめるかもしれませんね。
天気図を見てみよう
天気を分類するために、地図上には決められた記号が書かれており、これを天気記号と言います。気温や気圧などは機械で測定していますが、天気は人間の目で見て確認しています。風力記号は矢の羽根の数で表します。これは、1秒間に何m進む風なのかを教えてくれます。
空気が多く集まるところを高気圧、空気が少ないところを低気圧と呼びます。高気圧になると天気が良くなり、低気圧になると天気が悪くなります。実は、気圧の勉強をすることで、地理の勉強にも役立てることができます。低気圧や高気圧がどこに位置しているのかを確認することで、天気のパターンを知ることができるのです。
前線とは暖かい空気、冷たい空気のかたまりがぶつかっている境目のことです。
4つの前線は、このように天気を変化させているようですね!
- 寒冷前線 短時間に強い雨を降らせます。さらに通過後には、気温を低下させます。
- 温暖前線 弱い雨を長く降らせます。さらに通過後には、気温は上昇させます。
- 閉塞前線 強い風と激しい雨を起こします。
- 停滞前線 冷えた空気と暖かい空気がほぼ同じ勢いでぶつかっています。そのため、梅雨のように何日にも渡って雨が降る状態を作ります。
もっと知りたい人は、こちらのサイトを見てみてください!自分でもちょっとした天気予報ができるようになりますよ。
少しずつ、天気予報図の理解を深め、さまざまな場面で活用してみましょう。
