国語:本の魅力を伝えてみよう

新米先生のイラスト 国語:まなナビNAVI

さんかくすと文がえます

(ほん)魅力(みりょく)(つた)えてみよう

読書感想文(どくしょかんそうぶん)()いたことのある(かた)(おお)いのではないでしょうか。では、「書評(しょひょう)」はどうでしょうか。

書評(しょひょう)とは、
書物(しょもつ)内容(ないよう)批評(ひひょう)評価(ひょうか)すること。また、その文章(ぶんしょう)。」
のことです。

書評(しょひょう)は、

  • (ほん)内容(ないよう)背景(はいけい)説明(せつめい)している
  • その(ほん)魅力(みりょく)()みごたえがどうあるのか、この(ほん)()かれている内容(ないよう)からどんな議論(ぎろん)探究(たんきゅう)をしていくことができるか
    ()かれていなくてはなりません。

()書評(しょひょう)とは、()()にその(ほん)「ぜひ()んでみたい!()まねば!」(おも)わせるようなものです。
魅力(みりょく)(かた)書評(しょひょう)もあるかもしれませんが、著者(ちょしゃ)()いている内容(ないよう)に「いや、(ちが)う!」と(おも)ったら、それを指摘(してき)してもいいのです。

ポイントは、書評(しょひょう)()()書評(しょひょう)()んで()かるように()、ということが重要(じゅうよう)です。
(たん)自分(じぶん)感想(かんそう)()べる読書感想文(どくしょかんそうぶん)(ちが)うのは、()()存在(そんざい)意識(いしき)する、という(てん)です。

書評(しょひょう)は、(ほん)内容(ないよう)論点(ろんてん)説明(せつめい)されている必要(ひつよう)があり、だからこそ、()みごたえもあるのです。
(ひと)(なに)かを紹介(しょうかい)するからには、紹介(しょうかい)するだけの理由(りゆう)本人(ほんにん)()かっていなければなりませんよね。

 

M先生
M先生

書評(しょひょう)()いてみましょう!
・・・・とその前に、どんな本を紹介したいか読んだ本の内容の整理の仕方もみてみましょう。

実際にどんなふうに書評が書かれているのか、も見てみたい!

 

書評を書く前の準備体操

自分(じぶん)()んだ(ほん)()(かえ)ろう

芋づる式MAPを作ろう
ただ(ほん)()むだけではなく、
  • どのように自分(じぶん)興味(きょうみ)(ひろ)げていくのか
  • どのようなテーマに()かれる傾向(けいこう)があるのか
ということは、なんとなくMAPを(つく)ることを(つう)じて把握(はあく)することができます。 書籍名(しょせきめい)著者名(ちょしゃめい)訳者名(やくしゃめい))、出版社(しゅっぱんしゃ)など書誌情報(しょしじょうほう)をメモするのも(わす)れずに(おこな)うことが大切です。
正確(せいかく)にメモを()っておくことで、()(かえ)ったときにも参照可能(さんしょうかのう)です。

 

M先生
M先生

(たと)えば(おな)一冊(いっさつ)から(はじ)めて友達(ともだち)(あと)でお(たが)いのMAPを交換(こうかん)するなどしてみても、面白(おもしろ)いと(おも)います。

子供(こども)たち()けのMAP(れい)紹介(しょうかい)されているよ!

M先生
M先生

自分(じぶん)なりにその(ほん)のポイントを(おさ)えるから(つぎ)(ほん)(つな)がっていく、ということを(かんが)えれば、これも書評(しょひょう)()作業(さぎょう)第一歩(だいいっぽ)です。

 

芋づる式!読書MAPを使ってもいいし、“ふせん”などを使ってみてもいいかもしれない。

M先生や大学生、大学院生のみんながそれぞれ作っていく、マップもご紹介していきたいと思います!

 

実際(じっさい)書評(しょひょう)()んでみよう

書評を読んでみよう

書評(しょひょう)は、インターネット()簡単(かんたん)()むことができます。
いろいろな(ひと)がいろいろな書評(しょひょう)()いています。
文体(ぶんたい)著者(ちょしゃ)個性的特色(こせいてきとくしょく)がみられる、文章(ぶんしょう)のスタイル)の存在(そんざい)にも()づかされるかもしれません。
よい文章(ぶんしょう)()きたい、と(おも)ったら、たくさんの()文章(ぶんしょう)(あじ)わいながらしっかり()むことが大事(だいじ)です。(かんが)えながら()めば、()むほど(きた)えられる、といっても過言(かごん)ではありません。

(ほん)編集者(へんしゅうしゃ)書評(しょひょう)アイドル、図書館員(としょかんいん)大学生(だいがくせい)などいろいろな(ひと)書評(しょひょう)()いています。

あなたの気分(きぶん)()わせて、書評(しょひょう)(ふく)め、コラムやインタビューを検索(けんさく)できます。
(たと)えば、「(あじ)わう」「(わら)う・()く」「()る」「(こい)する」「(たび)する」「ぞっとする」「(かんが)える」・・・・など。

書評家(しょひょうか)として有名(ゆうめい)松岡正剛(まつおかせいごう)さん(書評(しょひょう)サイト:https://1000ya.isis.ne.jp/)がYouTubeでも(ほん)紹介(しょうかい)しているようです。動画(どうが)(ほん)紹介(しょうかい)()くことができます。動画(どうが)にはテロップが表示(ひょうじ)されるので、ラジオ番組的(ばんぐみてき)()いても、映像(えいぞう)として()ても(たの)しんでいただくことができると(おも)います。
対談(たいだん)などは、発言者(はつげんしゃ)によって(いろ)()けられているのも()かりやすいですよ!

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