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本の魅力を伝えてみよう
読書感想文、書いたことのある方が多いのではないでしょうか。では、「書評」はどうでしょうか。
書評とは、
「書物の内容を批評・評価すること。また、その文章。」
のことです。
書評は、①本の内容や背景を説明している、②その本の魅力や読みごたえがどうあるのか、この本で書かれている内容からどんな議論や探究をしていくことができるか、が書かれていなくてはなりません。
良い書評とは、読み手にその本を「ぜひ読んでみたい!読まねば!」と思わせるようなものです。魅力を語る書評もあるかもしれませんが、著者の書いている内容に「いや、違う!」と思ったら、それを指摘してもいいのです。
ポイントは、書評の読み手が書評を読んで分かるように書く、ということが重要です。単に自分の感想を述べる読書感想文と違うのは、読み手の存在を意識する、という点です。
書評は、本の内容や論点が説明されている必要があり、だからこそ、読みごたえもあるのです。人に何かを紹介するからには、紹介するだけの理由を本人も分かっていなければなりませんよね。
M先生
書評を書いてみましょう!
・・・・とその前に、どんな本を紹介したいか読んだ本の内容の整理の仕方もみてみましょう。
実際にどんなふうに書評が書かれているのか、も見てみたい!
M先生
次のページ以降でひとつひとつ見ていきましょう。