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年賀状の書き方のコツ
最近では、プリンターという便利なもので年賀状を作ることも多いかと思いますが、手書きの年賀状も味がありますよ!ここでは手書きで年賀状を書くときのコツを、先ほど紹介された「賀詞」を用いて説明していきます。
縦書きの場合の年賀状について説明していきます。





Sさん
- まず、新年をお祝いする「賀詞」は、年賀状の右上に大きく太めの文字で書きます。
賀詞を複数使うと意味が重複してしまうので、一つだけ使います(「賀正 -明けましておめでとうございます-」のようなものは、「頭痛が痛い」と言っているのと同じような感じです)。 - 次に、「添え書き」と呼ばれる、賀詞のあとに続く挨拶の文章を賀詞よりも小さな文字で書きます。添え書きでは、日頃の感謝や相手の幸福を祈る言葉を書き、その後に自分の近況報告などを書くと良いとされています。(例示した画像では、自身のことについての内容は省略しています)
二行以上の文章になる場合、行頭をそろえると読みやすくなります。 - 最後に日付を年賀状の左端に、賀詞よりも少し下げた位置から書き始め、やや小さめにまとめます。添え書きの書き始めよりも高く、賀詞の書き始めよりは低い位置に書くイメージです。


Sさん
文字を書いて余ったスペースに、干支の名前や、想い想いの絵を書き加えると、華やかになりますね。
左下の年賀状のなかの小さい赤いお花は一応梅のつもりで書きました笑 赤いペンで5つの丸を描いて中心に黒ペンで何個か点をつけるだけです!簡単ですからぜひトライしてみてください!

Sさん
ここで補足です!年賀状は、一月七日までに届くように出すことが好まれます。それ以降のものは、年賀状ではなく「寒中見舞い」となります。
ここまで、年賀状に関する豆知識と手書きの年賀状のコツを紹介してきました。年賀状のやりとりは、なかなか会うことができない人にも新年の喜びを届けることのできる、日本のすてきな文化の一つです。年に一度の書いて楽しい、もらって嬉しい年賀状をぜひ楽しんでください!