社会の楽しい学びのススメ:歴史の学び方

大学生のYさんのイラスト ご機嫌な勉強のススメ

さんかくすと文がえます

このページでは、大学生のYさんが楽しい歴史の学び方を提案(ていあん)します。「これは面白いかも」という学び方があったら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

どうして歴史を勉強するのだろう
「なんで歴史を勉強するの?」「昔のことを知ってもしょうがないじゃん」と思っているあなた。とてもよい疑問(ぎもん)ですね。
歴史で扱うことは、確かに全部昔のことです。でも今私たちが暮らしている日常も、未来から見れば「歴史」になっているのです。なんだかふしぎですね。もしかすると、未来の教科書には、いまの状況が載っているかもしれないのです。

子どもが先祖を想像しているイラスト

わたしたちが毎日一生懸命(いっしょうけんめい)過ごしているように、昔の人も毎日を一生懸命(いっしょうけんめい)に過ごしていました。そこにあったのは、年号や、単語ではなく、人びとの()らしです。その人たちが何を考えて、どのように過ごしていたのかを想像して、対話することは、とても大切なことです。

何かに悩んだり、つまづいたりしたとき。なにかにチャレンジするとき。そして、社会に疑問(ぎもん)を持った時。過去の人たちは、どうしていただろう、と考えてみます。

過去の人たちも、同じように悩み、挑戦し、たまにうまくいって、ときには失敗をしてきました。そんな過去の人たちの生き方の中には、あなたの悩みを解決してくれるヒントがあるかもしれません。
わたしは、そういう出会いのために歴史を勉強するのだと思います。みなさんはどう思いますか。
歴史は暗記科目?
「歴史は暗記科目だから、好きではない」というあなた。
今まで勉強してきた歴史は、あまりおもしろくなかったかもしれませんね。
もしかしたら、テスト勉強のために一生懸命(いっしょうけんめい)年号や言葉を覚えたのかもしれません。 まず先に言っておきましょう。わたしは、その努力はむだではないと思います。がんばって勉強したことは、とてもすてきなことです。でも、そのような学習を続けることには、疑問(ぎもん)があるという人もいるでしょう。

今日はわたしと一緒に、楽しい歴史を学んでみませんか。覚えようと思うのではなく、楽しく学んでいるうちに覚えちゃった、あるいは、覚えたいなと思うことがでてきた、そういう「暗記」は大歓迎(かんげい)です。

少しずつ、歴史に興味が出てきましたか?それでは、ここから歴史を楽しく学びにいこう!!

時代の雰囲気(ふんいき)をつかむ

マンガやアニメから

Yさん
Yさん
本を読むのが苦手な人はいませんか。わたしは小学生の時は本当にたくさん本を読んでいたのに、今はちょっと字をみるのがおっくうになるときもあります。お勉強のために本を読むのは、つらいこともありますよね。

まず、マンガはどうでしょう。歴史マンガというものがあります。小学館の「少年少女 学習まんが日本の歴史」は、いますべて無料で読むことができます。古い時代から読んでもいいし、面白そうなものから読んでもいいですね。マンガは、ストーリーがあります。一つ一つの出来事や人の名前が頭の中でバラバラになってしまったときには、特におすすめです。その時代の雰囲気が分かってくると楽しいですよ。

マンガもちょっと・・・という人にはアニメをおすすめします。これは5月15日までの期間限定ですが、「ねこねこ日本史」というアニメが3本、公開されています。【公開終了しました】1本10分です。旧石器時代、弥生時代、そして西郷隆盛(さいごうたかもり)についてのアニメがあります。数が少ないのは残念ですが、ねこがかわいいです。

残念ながら、アニメには字幕(じまく)がついていません。映像からイメージをつかむことはできそうです。反対に、音声だけだと雰囲気(ふんいき)が分かりにくいかもしれません。

次は、「興味のあるものを調べる」にすすむよ!

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