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今やメールで簡単に海外の人と連絡が取れます。しかし、いざ英語でメールを書こうと思っても「どうやって書くんだろう…」と迷ってしまいますよね。ここでは、基本的なメールの書き方とともに実際に使える表現やよく使う表現なども一緒にご紹介します。
①宛名
まずは宛名を書きましょう。友達や仲の良い人に送るときは”Hi,〇〇”や”Hello,〇〇”、”Hey,〇〇”または、名前から始めます。しかし、初めてメールを送る相手や目上の人の時は、”Dear Mr./Ms.〇〇”と書く方が丁寧な表現なので、こちらを使ってみましょう。
②自己紹介や挨拶
日本語のメールでもそうですが、英語のメールでも初めてメールを送る相手にはきちんと自己紹介をします。その際、名前とその人とどこで会ったのかや所属などを入れると良いです。
例文
I am Nanako – we met the Jessie’s birthday party last week.
(先週ジェシーの誕生日パーティーで会ったななこです。)
My name is Taro Inoue of Planning Department.
(企画部の井上太郎です。)
久しぶりに会う人には「久しぶり!」や「元気だった?」などの近況を尋ねるような言葉を入れてみましょう。
Long time no see!
(久しぶり!)
How have you been?
(元気だった?)
How’s it going?
(調子はどう?)
③目的
なぜメールをしたのかを書きましょう!ただ近況報告をしたかったからなのか、今度一緒に遊びたいと思ったからなのか、など目的は様々ですよね。いくつか例をあげてみたので参考にしてみて下さい。
例文
I’m in your city for a couple of weeks and I’d love to see you.
(数週間そちらに滞在するので是非会いたいです。)
If you are free next week, want to have lunch together?
(来週都合が良ければ一緒にランチどう?)
Do you have plans for next week? Let’s catch up for a while!
(来週予定ある?久しぶりに会おう!)
④締めの言葉
メールの最後には締めの言葉を書きます。内容は「良い週末を」や「元気でね」などの相手を気遣うような言葉を入れたり、すぐ会う人には「また後でね」や「後で話そう」など入れます。
例文
Have a wonderful weekend!
(素敵な週末を!)
I wish you and your family a lovely weekend.
(ご家族と一緒に良い週末を。)
Wish you a great week ahead.
(素敵な一週間を。)
Take good care of yourself.
(元気でね!)
See you later!
(また後でね!)
Talk to you later.
(あとで話そうね。)
Sincerely yours,
(敬具、) ※これはとても畏まった表現なので、お友達や仲の良い人にはあまり使いません。
⑤自分の名前
仲の良い友達でも最後には自分の名前を入れましょう。名前のみにするのか苗字も名前も記入するのかは相手との関係性によります。友達などの親しい間柄の場合は名前のみ記入することが圧倒的に多いです。
⑥件名
件名は親しい友達に送る際には[自分の名前 How are you?]や[Hello. How are you doing?]または、[Dear 友達の名前]などを書きます。しかし、ビジネスメールなどのかしこまったメールを送る際は簡潔でわかりやすく書くように心がけましょう。以下に、注意する表現やちょっとしたポイントも書いてあるので、参考にしてみて下さい。
例文
Thank you for your attending
(ご出席ありがとうございました)
Thank you for your booking
(ご予約ありがとうございます)
Thank youだけを件名に書くと迷惑メールだと勘違いされてしまう可能性があります(詳しくは下の迷惑メールに多い表現をチェック)。なので、Thank you for~と何に対してのお礼なのかも明記しましょう。
Response to your question
(ご質問に対するお返事)
Confirmation for Monday meeting
(月曜日の会議についての確認)
Invitation to our wedding party
(結婚式へのご招待)
メールの見本
ここまで長々と書いてきましたが、実際にどのようにメールを作成するのかイマイチわからない人もいると思います。以下にメールの見本を載せておきますので、これを見ながらもう一度メールの書き方をみて見ると、より理解が深まると思います!
(親しい友達に送ることを想定したメールの例です。)
Subject:How’s it going?
Hi, Jamie,
I’m doing okay. Hope you are okay too.
By the way, I found a nice café near the office. It has a 4-star rating on Taberogu. Want to try to go there and have lunch next Friday?
Looking forward to hearing from you.
See you later,
Hanako
〜日本語訳〜
件名:調子はどう?
やっほー、ジェイミー。
私は元気だよ。あなたはどう?
ところで、オフィス近くにいいカフェ見つけたんだ。食べログで星4ついてるの。次の金曜日にそこに行ってランチでもどうかな?
お返事待ってます。
また後でね、
はなこ
ここまで読んでくださりありがとうございます。メールを書こうと思っても意外と「どうやって書くんだっけ?」となりますよね。ここでは少しではありますが、様々な表現を紹介し英語でメールを書くイメージが湧きやすいようにしました。しかし、英語は言語です。なので、ここにあげた表現が絶対に正解だということはありません。本当に多くの表現方法があり、使う人や国によっても様々です。是非、色々な表現を調べて「こんな言い方するんだ〜」と、その表現を“盗んで”自分のものにして下さいね!