RapとRhymeとPhonics -音の足し算【第２回】

▶（さんかく）を押（お）すと文が増（ふ）えます

今回も引き続き、英語の音に注目してみたいと思います。第１回の記事では、「フォニックス」についてお話しました。

今日は最初に、Rhymeのお話をしてみたいと思います。Rhymeの音を便宜的にカタカナで表すと「ライム」です。日本語では「韻」という意味です。

英語を学んで○○年のわたくし、最近気づいたことがありました（遅）。それは、英語はこの歌でさえも韻を踏んでいるということです。下の動画をご覧ください。

ABCの歌も、なんと韻を踏んでいます。どこが韻を踏んでいるか、考えてみます。

ABCの歌の歌詞を一部書き出してみます。

ABCDEFG
HIJK LMNOP
QRS TUV
WXY and Z

GとPとVとZ、韻踏んでますね（韻とは何かご存知ない方は、この記事の3ページ目をご覧ください）。おそらく、日本ではこのバージョンよりも別のバージョンのABCの歌で学んだという方が多いのではないかと思います（私もそうでした）。

＜突然のクイズコーナー①＞

ここでクイズです。このGとPとVとZは全てアルファベットの名前です。名前と音は違います。GとPとVとZの名前の音は、もじこ塾フォニックス動画で出てきた、どの音にあてはまるでしょうか？

もう一度、フォニックスの動画で確認してみるといいかもしれません。

ヒントその１：GもPもVもZも、全部２つの音からできています。G=○+△, P=★+□という感じです。

ヒントその２：上の動画のアルファベット（文字）にまどわされないように！まずはじめに音があり、そこに文字を便宜的にふっているので、Gが上の動画に出てくるgと同じ発音になるとは限りません。あくまで音を聞いて、この音とこの音を足し算したらGになるんじゃないか…という感じで考えてみてください。

最後に、G、P、V、Zのなかで一番Gが難しいです。だからGは後回しでもいいです。（今更）

…

……

そろそろ正解発表にうつりたいと思います。（次のページへ）