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時間の計算が全然できないぱんこさん。
苦手な計算のために、前回は自分で時計を作りました。
時計の作り方の記事はここから読めますよ。
ぱんこさんとM先生の待ち合わせ
よーし、マイ時計は完成したことだし、いよいよ時間について考えるぞ〜。
あれ、M先生からLINEが来てるな。
そういえば、今からM先生と一緒におすすめのパン屋さんをめぐって、大好きなバンドのライブを見にいくんだった!どうしたんだろう。
ぱんこさん、山手線(東京都に通っている電車の一つ)が30分遅れていて、集合場所の新宿駅に着くのが30分遅れそう!ごめんね〜
はーい、了解ですっと。
30分暇するのもなぁ。そうだ、私も30分遅れて駅に向かえば丁度良いのか!
もともと駅には11時45分集合だったから……あれ。何分後に駅に行けばいいんだろう。
45分に30分足すから……えー、何となく、12時くらいになって……。
そうか!12時48分に行こう!
うーん。本当に12時48分でしょうか。そうだ、時計を使って考えよう!
時計を使って30分後を考えてみよう。
まず、11時45分を時計で作りましょう。
長い針が〇〇分を、短い針が〇〇時間を表すことができます。11時なので、短い針を丸シールの「11」のところに合わせてみましょう。次に45分なので、長い針を外側の小さいメモリの「45」のところに合わせてみましょう。
次に、ここから30分時計を進めてみよう。
30分、なので、とりあえず長い針を動かすよ。長い針を45のところから、小さいメモリ30個分先に進めてみよう。
あれ、「45」から「30」進めて、小さいメモリ「75」のところに合わせたいのに、「75」がありません!
どうしよう〜。でも、時計の針ってぐるぐる回っているよね。これはどういうこっちゃ!
そうなのです。メモリを「30」進めるためには、メモリ「59」まで進めて、その後メモリが「0」のところを通って、メモリ「15」まで進めなければなりません。
ここで、とても面白いことが起きます。
長い針がメモリ「0」を越える時、短い針が「1」進むのです。
つまり、長い針が「0」を通った瞬間に、短い針を丸シール「11」から丸シール「12」に一つ動いてしまうのです!
長い針と短い針は、別々に動いているように見えて、実は長い針が動くことで短い針が進んでたんだ!知らなかった……。
つまり、今回のように長い針がメモリ「45」からメモリ「15」に動くときも、短い針は丸シール「11」から丸シール「12」に動いてしまうのです。
上のように動かすと、時計はこうなります。
この写真では、短い針が「12」を指し、長い針が「15」を指しています!つまり…
答えは…?
さて、11時45分から30分後は、いったい何時なのでしょうか。こっち!と思う選択肢をクリックしてね。
- 12時15分 (1)のストーリーに進もう!
- 12時48分 (2)のストーリーに進もう!
次のページで、選んだ選択肢に進もう!