淡水と海水が混ざるところ

しじみ 漢字

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「淡水たんすい」と「海水かいすい」がまざる場所ばしょ

水道すいどうの蛇口じゃぐちをひねると出てくる水は、「淡水たんすい」ですが、水道水すいどうすいの水はどこからやってくるのでしょうか。
その多くが、河川かせんや沼ぬまや湖みずうみ、ダムから流ながれてきたものです。浄水場じょうすいじょうで飲のみ水としての安全性あんぜんせいをクリアして、家庭かていに送おくられてきます。

山に降ふった雨や雪が川となっているわけですが、やがて河川かせんの水はやがて海にながれつきます。
海の水が蒸発じょうはつして再ふたたび雨になり、水はめぐりめぐって循環じゅんかんしているのです。

 

青森県のむつ湾の豊かさは、八甲田山から流れてくるミネラル豊富な水に鍵がある、と紹介しています。

 

Mせんせい
Mせんせい

ということは、河川かせんで流れる「淡水たんすい」が、どこかのタイミングで「海水かいすい」に変かわる?混まざり合う?場所ばしょがあるということなのでしょうか


川の「淡水たんすい」と海の「海水かいすい」が混まざり合う境界きょうかいエリアは「汽水域きすいいき」と呼よばれています。
河口付近かこうふきんや海に繋つながる湖沼こぬまで、「淡水たんすい」と「海水かいすい」がまじりあい、塩分えんぶんが淡水たんすいと海水かいすいの中間ちゅうかんになっているようなエリアのことです。

「汽水きすい」の「汽き」の字は、「さんずい」と「气き」という漢字かんじでできています。

 

Fさん
Fさん

「气き」は、ガス状じょうのものがもやもやとたちこめているような風味ふうみを持もっています。
そういえば、「汽き」という漢字かんじは、蒸気じょうきの力を借かりて走はしる乗り物にも使われていますよね。
蒸気じょうきとは、液体えきたいが蒸発じょうはつしてできる気体きたいのことですが、だからこそ、気体きたい(空気くうき)なのに、水分すいぶんがたくさん含ふくまれています。お風呂ふろや温泉おんせんでも熱あついお湯ゆに湯気ゆげ(蒸気じょうき)がもやもやと出ていますが、水分すいぶんをたっぷり含ふくんだ空気です。

なので、「汽き」という漢字かんじは、「水を含ふくんだ」といった風味ふうみも持っているのです。

 

どうやら、汽水域きすいいきとは、水気みずけ(真水まみず)を含ふくんだエリア、というニュアンスで捉とらえることができます。

 

とらちゃん
とらちゃん

漢字かんじからも、汽水域きすいいきがどんなところなのかを考かんがえるヒントがあるのね。

 

どうやら、汽水域きすいいきは栄養えいようが豊富ほうふな水質すいしつなのだそうで、そのエリアに住む生き物もとても多様たようで豊ゆたかなのだそうです。
また、塩分えんぶんの濃度のうどが高たかい「海水かいすい」は重おもくなり、真水まみずの「淡水たんすい」は軽かるく、汽水域きすいいきの中で層そうが分かれるなどの特徴とくちょうもあるようです。

みなさんが住む地域ちいきの近くにも「汽水域きすいいき」はあるかな?
ぜひ、観察かんさつに行ってみたら何かおもしろい発見はっけんがあるかもしれません。

 

Mせんせい
Mせんせい

青森県あおもりけんで有名ゆうめいな汽水域きすいいきには、十三湖じゅうさんこや小川原湖おがわらこがあるんだって。
どちらも「ヤマトシジミ」が特産品とくさんひんとして知しられているけれど、このヤマトシジミが汽水域特有きすいいきとくゆうの生き物でもあるんですね。

 

おまけ

小川原湖で買ってきたしじみ
青森県の汽水湖、小川原湖でヤマトシジミを買ってきましたよ!

 

シジミ汁
おもわず、ため息が出るおいしさでした!

 

Mせんせい
Mせんせい

とってもおいしくいただきました!
シジミ汁が白く濁にごるのはシジミのたんぱく質成分しつせいぶん、トロポミオシンが溶とけ出しているため、ということが最近さいきんの研究けんきゅうで分かったのだそうです!

  

漢字動物・生き物生命おすすめ教材

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