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はじめまして!たじみです。
担当科目
国語・社会
子どものころの、おもひで(思い出)
週刊少年ジャンプ・月刊コロコロを愛読し、夏休みはポケモンの映画を観に行きつつプールでヤゴの採集にいそしむ子どもでした。運動は大の苦手なのですが、皆と一緒に身体を動かすことがとても好きでしたね。
両親が共働きだったので、下校後は学童保育と児童館に通っていました。小学校6年間をそこで過ごしたのですが、手芸や工作、一輪車の乗り方など学校では教わらないたくさんのことを学びました。児童館から小学校までの道を一輪車で走って怒られたのもいい思い出です。今から思うと、私の関心である「学校以外の居場所」の出発点はこの経験から来ているのかも…?
また、今も昔も食べることが大好きで、給食のおかわりを賭けて男子と毎日じゃんけんバトルを繰り広げていましたね…。大学に入ってから、食べることも「食育」という教育の一環であることを知り、「学ぶこと」がいかに実生活に結びついているのか実感しました。
今でも記憶に残っている学び
高校2年生の時に受けた現代社会の授業が今でも心に残っています。「出生前診断」についてクラスメイトと議論するという授業で、「命の選別」なのか「家族を守る手段」なのか、白熱した議論を繰り広げた記憶があります。当時の私はいとこが産まれた直後ということもあり、出生前診断?!許せん!!という立場だったのですが、議論では子育てに関する家族の負担などを知り、自分の中の「当たり前」が激しく揺さぶられました。
社会科科目の魅力の一つに、絶対的な答えが無いというものがあるのですが、当時の現代社会の先生はそれをよく理解して授業をされていたのだなあと、教職課程を取ってから先生の手腕にしみじみ感動しました。
出身県・お国じまん(名物と伝統工芸品の紹介)
私が生まれ育ったのは、「多摩地域」と呼ばれる東京都の中でも自然が多い地域で、今でも畑作が盛んに行われています。特に、春が旬の「独活」という植物が有名で、春のごちそうとして給食にも出てきました。

たじみさん、こんにちは!

あ、H松さん。突然、現れましたね。

気になるときてしまうんですよ。今、ウドを漢字でも紹介して頂いたんですが。なんで、そんな当て字みたいな漢字なんですか??

むむ……。ちょっと、調べてみましょうか。
ひとり、という漢字を表す「独」という文字、それに、いきおいよく動くという漢字を表す「活」という漢字の2つで「ウド」って読むって不思議ですね。なんででしょうか?
下記のサイトによると、ウドは風がないのに勝手に一人で動いているように見えるからという理由で、はじめは「うどく」という名前で呼ばれていたんだそうです。一人で活き活きと動くから、「独活」なんですね。
季節の花300(外部サイトにリンクします。ふりがなはありませんが、ウドの写真を見ることができますよ!)
ウド自体は山菜として日本全国で食べられていますが、多摩のウドはちょっと違います。それは、室と呼ばれる地下室で栽培するため、白くシャキシャキなウド(白ウド)が採れるということです。白ウドが室で栽培されている様子は、まるで地底世界のように幻想的ですよ。「白ウド」でぜひ調べてみてください。
白ウドは野生のウドと異なり、山菜特有のえぐみが極めて少ないです。そのため、さっと茹でるだけでおいしく食べることができます。私のおすすめの食べ方は「ぬた」というみそ和えです!ぶつ切りにしたマグロと薄切りにして茹でたウド、さらに酢味噌をあえて食べるとめちゃくちゃおいしいです!春に多摩地域に遊びにきた時は、ぜひ白ウドを食べてみてくださいね。
外国からお友達が来たら案内したいところ
ベタかもしれませんが浅草に案内したいです!日本最古の商店街と言われる仲見世には、外国人向けのスタイリッシュなお土産がたくさん売られていて、外国の方も楽しんでいただけるのではないかと思います。また、浅草の鷲神社の酉の市(毎年11月)の賑わいもぜひ一度見ていただきたいです。「かっこめ」と呼ばれる熊手型のお守りを売る店が並ぶのですが、お店の方たちが下町の人情溢れる方たちで、価格交渉やおまけをつけるかどうかお客さんと熱心に話し合います。歩いているだけで「お嬢さん!買っていかないかい?」と大声で話しかけられるので、始めは距離の近さに驚くかもしれませんが、普段の買い物では味わえない「お店の人との会話」を存分に楽しめます。
英語の授業をどんなふうに受けてきたか
洋楽を聴くのが好きなので、中学校では新しい洋楽を聴けることをモチベーションにしていました。しかし、自分が英語を話したり、英語圏の人と関わったりする姿が想像できず、学ぶ意義を次第に見失っていたような気がします。特に、高校時代は登下校の時間に英単語帳を読むという典型的な「受験英語」の勉強をしていたので、他教科と比べて「やらされている」という感覚がありました。
そのため、まなキキのワークショップで見た、音や映像を駆使した英語の授業にはとても驚かされました!ああいう授業だったらもう少し真面目に授業を受けてたかも…?
座右の銘(モットー)
「自分に制限をかけない」ことです。これは、私が尊敬する偉人にオランダの科学者であるアントニオ・レーウェンフック(1632-1723)という人がいて、彼の生き方から学んだことです。
レーウェンフックは貧しい職人の家に生まれ、幼い時から職を転々としていました。学校に行くこともできなかったのですが、知的好奇心がとても強く、仕事の合間に図書館に通い詰めて、生物学・博物学について学びます。そして、アマチュアながら世界初の顕微鏡の開発に成功し、生きた微生物の観察・スケッチにも成功しました。
レーウェンフックはアカデミックとは無縁の世界で生きていることや、専門教育を受けていないことに臆することなく偉業を達成しました。私は他人からの目が気になってしまうタイプなので、レーウェンフックのように育った環境に縛り付けられることなく、好奇心の赴くまま行動できる人は本当に尊敬します。私自身も自分に制限をかけず、積極的に行動できる人間になりたいものです。
レーウェンフックって、どんな雰囲気の人だったのでしょうか?以下のサイトから、ちょっと見てみましょう。(残念ながらふりがなはありませんが、写真は楽しめますよ)
レーウェンフックの「医学研究」(外部サイトにリンクします)
苦手なところ(私の弱み)
自分の意見を言うのがとても苦手です…!自分の意見を伝えるよりも、相手が求めていそうなことを言って無難に過ごすことを繰り返してきたため、「君は何がしたいの?」と私の意見をたずねられた時には頭が真っ白になりますね…。この文章を書いている今でも「変なことを書いていないだろうか」「当たり障りのないことを書いた方がいいんじゃないか」という考えがたまーに頭をよぎります(笑)。
まなキキに参加したのも、この弱みを克服し、自分の意見をしっかり伝える経験を積みたいというのも理由の一つです。自分の弱みというのはすぐ直せるものではありませんが、しっかり向き合いたいですね。
私の好きな写真–写真の説明を文章で-
2017年の夏休みに、長野県の国立天文台野辺山へ行った時の写真です。この天文台は標高1350Mの高地にあり、50年以上この地で星が発する電波を観測し続けています。直径45Mもある白い電波望遠鏡の周囲には季節の花が植えられており、私が行った日はちょうどひまわりが見ごろでした。夏の花であるひまわりと、電波望遠鏡が同じ太陽の方向に向いているのがほほえましく、思わず写真におさめました。真夏に行ったので、厳しい暑さの中撮った写真かと思われるかもしれませんが、実際はその真逆。天文台は標高1300M以上の場所にあるため、日差しがあってもとても寒いんです…!!長袖ジーンズでも寒いくらいでした。写真の雰囲気と、写真を撮った時の状況のギャップがすごい(笑)

写真の説明について、N川さんからのコメント

ひまわりと電波望遠鏡が同じ方向を向いているなんて面白いですね!「望遠鏡さんがひまわりくんに宇宙を語る」的な絵本の題材になりそうなほほえましさも感じつつ、「地上と宇宙の繋がり」みたいな壮大さも感じられる気がします。電波望遠鏡のフォルムもたしか丸みがありましたよね?形と向いている方向が似ているからこそのほほえましさなのかなとも思いました。
N川さんからのコメントをうけて…

N川さんがおっしゃるように、電波望遠鏡は円盤に近い形をしています。ひまわりも円形状の花を咲かせるので、植物と機械という対照的なものが夏の風景をつくり出すシチュエーションにグッときました。