▶ を押すと文が増えます
はじめまして!大学生Mです。
担当科目
英語を担当しています。
子どものころの、おもひで(思い出)
私が子どもの頃は、近所の男の子と一緒に虫をたくさん捕まえて虫かごに入れて眺めたり、ポケモンごっこをやっていました(笑) ナメクジやダンゴムシなど庭にいる虫を、平気で素手で触ったりしていました。夏は死んでしまった庭のセミに自分の持っているタオルをかけてあげるくらい、虫が大好きでした(今では触れもしませんが…笑)。たまに、近所の子5、6人で一緒に大縄跳びやスクーター競争などもして、よく体が傷だらけになっていた覚えがあります。こんな風に男の子とばかり遊んだりしていたことと地声の低さから、近所のおばちゃんには年長までずっと男の子と間違えられていたんです。スカートを履いておばあちゃんとお散歩していたら、「あなたなんでスカートなんか履いてるの!?」とおばちゃんに言われて、その時にずっと私のことを男の子だと思っていたことが発覚しました(笑)
今でも記憶に残っている学び
中学生・高校生の時に行った海外での出来事がとても印象に残っています。
中学校3年生の時に行ったドイツ海外研修
私の通っていた学校では中学3年生の頃に学年全員でドイツに海外研修へ行くというプログラムがありました。そこで、初めてホームステイをして慣れない食事におなかを下してしまうこともありましたが、そこで学んだのは英語の多様性でした。私はそれまでアメリカ英語しか聞いたことがなく、それが世界共通なのかと思っていましたが、ドイツに行きドイツ語っぽい発音で英語を話す人たちに初めて会って話したことは、良い意味でとても刺激になりました。さらに、ドイツでは公共のトイレを使う際にお金を払うという、日本とは異なった文化を経験して自分の国以外の文化にも興味を持つようになりました。
高校生の頃に行った多民族国家シンガポール
高校生の頃に、青少年赤十字のシンガポール派遣団というものに選ばれて、シンガポールで現地の赤十字施設を見学したり、シンガポールの文化を体験するという経験をしました。 「前だけ見ても運転できない。」 これは、研修最終日のミーティングで赤十字社の社員の方に言われた言葉です。何かを学ぶことは、車の運転に似ていて前だけを見るのだけでなく、たまにはバックしたり左右を確認することも必要である、ということを言われました。当時の私は、何か興味のあることが見つかると現在や未来だけを見る傾向があったのですが、この言葉で現在を作っているのは過去であり、現在に至るまでの経験を調べることも重要であること、そして他の事象との関わりも見ることも必要だということを学びました。この学びは、今でも何かを調べる時に、とても大切にしています。シンガポールでの研修は、渡航前の準備やミーティングなど大変なことも多かったのですが、今思い返すとこの研修で得たことは私の「知りたい!調べてみたい!」という感覚を持つきっかけになっているのではないかなと感じています。
出身県・お国じまん(名物と伝統工芸品の紹介)
私の出身地は、横浜です!よくみなさんも聞く通り、横浜に住む人は「神奈川県出身」とは言いません(笑) 横浜には、赤レンガ倉庫などのレトロな建物がある一方で、ランドマークタワーなどの近代的な建物もあり、「近代的だけれどどこか懐かしい雰囲気のある街」で一度来たらもう一度来たくなってしまうほどの心地よさです!!機会がありましたら、ぜひ横浜に来てみてください!きっと横浜の虜になるはずです! (※これは、横浜市から依頼を受けてPRしている訳ではありません。中の人の本音です。)
横浜の伝統工芸品って??
こんなにPRしたのに、実は伝統工芸品についてはあまり知りませんでした(汗) なので、インターネットを使って色々調べて見たところ、「横浜スカーフ」というものがありました。「JTCO日本伝統文化振興機関」によると、「特に絹の薄地へのプリント技術は世界一」なんだそうです。1つ1つ手作業で染めていくようで、この技術は「120年の伝統職人芸」なんだそうです。貿易で海外との関わりもあった横浜ならではの、伝統工芸品なのかもしれませんね!
横浜の名物??
横浜の名物といえば、崎陽軒のシュウマイが有名ですよね。他には有明のハーバーというお菓子もあり、横浜の駅構内のコンビニにはだいたい置いてあります。さらには、野球も有名で、横浜ベイスターズという横浜の球団をご存知の方も多いのではないでしょうか。ちなみに、私が浪人生時代に通っていた予備校の近くのコンビニには、野球の試合が始まる頃になると長蛇の列ができたり、試合が終了する時間帯には近くの駅が人だらけになっていたので、みんな野球の開始時間や終了時間を調べてその時間と重ならないように行動していました(笑) 名物はたくさんあるのですが、私が思う横浜の名物はアイスクリームです。意外と知らない人も多いのですが、横浜はアイスクリーム発祥の地なんです!明治時代に馬車道で発売し始めたそうです。馬車道でアイスクリームを買って、赤レンガ倉庫周辺でまったりしながら食べると格別に美味しいですよ!
外国からお友達が来たら案内したいところ
今までも、留学生サポートなどのボランティアをしてきて、大体みんな「幸せのパンケーキ」を求めて渋谷に行きたいというので、それを紹介したいです(笑) あとは、大仏めぐりツアーをしたいですね!私は個人的に大仏が好きなので、大仏の手の形などの説明も交えて案内してみたいなと思います。ご存知の方も多いかもしれませんが、大仏はとても奥が深いんですよ。手の形や表情、台座まで全てに意味があり、これを何百年も前の人たちが考えていたと思うと、とても感動しますよね!海外の日本旅行ガイドに載るのは、美味しい料理、お寺や神社が多いのですが、ぜひその中にある大仏にも目を向けてもらいたいなと思います。
英語の授業をどんなふうに受けてきたか
私はなるべく質問することを考えながら聞いていました。これは自己満足なのですが、先生に「いい質問ですね」と言われるのが嬉しかったので、何か不思議に思うことや疑問に思うことを考えながら、先生の話を聞いていたように思います。受験勉強には直接結びつかないことを聞いて「それは考えなくていいから」と言われることもありましたが、受験勉強に結びつくかに関わらず質問していたおかげで、大学の英語の授業でも先生が言っていることを理解できていると思うので、今思い返すと役に立っているように感じます。 あとは、わからないことを曖昧にしないようにしていました。読んだ英文の構造がわからなければ、分かるまで先生に質問したり調べたりするようにして、最終的には友達に説明できるようになるまで理解するように努めていたと思います。 英語の勉強方法や授業の受け方は人それぞれで、自分に合った方法でやるのが良いと思いますが、是非「なんでだろう」「どうしてだろう」という疑問や「わからない」という気持ちを大切にしていただきと思います。疑問に思うことやわからないと感じることは、全く恥ずかしいことではありません。自分の中の違和感を大切にしてくださいね。
座右の銘(モットー)
1.多角的に物事を見る
これは誰の名言でもありませんが、私が何かを調べるときや誰かと話すとき、もっと言えば人生において大切にしていることです。人は皆一人一人違います。たとえ同じ国に住んでいる人でも、家族でも考え方や感じ方は一人一人違います。文化や背景が違う人はなおさら考え方や価値観が異なります。1つの問題でも、それに関わる立場や人、そしてその人の背景によって問題の見え方が違うことを考えることは、見えない声に耳を傾けることにも繋がると思っているので、この考え方は常に大切にしています。
2.全ては学びにつながっている
これも、誰の名言でもありません(笑) 私は人生で何度も心が折れるような経験をしてきました。なかでも一番大きな挫折は大学受験に失敗したことです。納得するところに入れず、何校も何校も落ちました。その後、浪人という道を選びましたが、正直とても辛かったです。現役の時より良い結果を出さなきゃいけないけれど、思うように成績も伸びないし、でも親の期待を裏切れないし…とたくさん悩みましたが、誰にも相談できなくてとても苦しかったです。しかし、それがあるから今、大学での学びを楽しむことができています。また、少し嫌なことや大変なことがあっても、「あれだけ大変な時期を乗り越えたんだから大丈夫」と思えるようになりました。なので、今思えば浪人して良かったと思えています。 このように、失敗だったと思うことでもそこから得られることはたくさんあるので、失敗を失敗だと思うのではなく、そこから学ぶ姿勢を忘れないようにしています。
苦手なところ(私の弱み)
プライベートと勉強を分けることが苦手です。勉強や自分が疑問に思っていることを調べるときは、とことん考えて悩むことを大切にしているのですが、私生活でもとことん考えてしまいます。友人関係でも、「何か嫌だと思うこと言ってないかな」とか「本当は私に対して思うことがあるけれど、私に気を使って言えていないのではないか」と考えてしまい、よく友人からは「考えすぎ!」と叱られることが良くあります。社会で起こっている問題を考えるときは、考えすぎるくらいが丁度いいのかもしれませんが、それをプライベートでもやると心配されるので、私生活とは切り離したほうが良いのですが中々できません。それが私の一番苦手なことです(汗)
私の好きな写真–写真の説明を文章で-
これは去年の夏にカナダでホームステイをしたのですが、その時に自分の部屋からとった写真です。なので、写真の二分の一ぐらいには、ホームステイをしていたお家の庭が見えています。庭は、細い木が数本生えていて、ベンチが2つまばらに置いてあります。お花などはありません。少し寂しい庭ですね(笑)
この写真は夜の9時ぐらいに撮ったのですが、日本での夕方4時くらいと同じ空の明るさでした。空に大きな雲が薄く広がっていて、その隙間からまだ太陽が光っていて、空の青と太陽のオレンジ色が混ざっているような空です。その空の下には街灯がついたビルなどが見えます。
カナダでは、初めて1人でホームステイをして、1人でボランティアにも参加して、1人で公共の交通機関を使ったのですが、最初は不安で不安で仕方がありませんでした。しかし、この空を眺めて心を落ち着かせていました。ただの夕方の空なのですが、私にとってはとても思い出深い空です。
写真の説明について、N川さんからのコメント
大学生Mさんのディスクリプションを読んで、私も自分が初めて一人で海外渡航をした、ドイツでの夏休みを思い出しました。夜でも日が出ていることへの驚き、外国語に囲まれた慣れない環境で自分のことをこなさなければいけない不安、そうした心配事から解放されるちょっとした静かな時間 … 全部思い当たります。
夕焼けのきれいな空、少し寂しげな庭、でもどこか温かみを感じる風景のディスクリプションには、カナダでの生活に対する楽しみや不安など、大学生Mさんのいろいろな思い出と気持ちが詰まっているのだろうなと思いました。
ちょっと私自身の思い出に重ねすぎでしょうか?でも、海外で一人で過ごした日々はきっとかけがえのない時間になりましたよね。
N川さんからのコメントをうけて…
写真を説明できたか本当に自信がなかったのですが、伝わっていたようで安心しました! 私の撮った写真 がN川さんのご経験とも繋 がるところがあり、とても嬉しかったです。海外で電車に乗ったりして一人で観光するのは、とても不安で勇気がいることです。しかし、その経験を通して人の温かみに触れたり、日本の文化に気づいたり、全てとても良い経験でした。