▶ を押すと文が増えます
はじめまして、「えすとれ」といいます。情報科学科のOGです。
担当科目
「まなキキ」の技術担当です。「ふりがなをつける」ボタンや、「スクリーンリーダーモード」ボタンを作成しました。他にも、ナビゲーターさんがスムーズに記事を書けるようにマニュアルを作ったり、各種設定を調整したりしています。
子どものころの、おもひで(思い出)
ずうっと家の中に居ても飽きないこどもでした。活字の本をたくさん読み、時々漫画も読み、ゲームをして、手芸をして……今とあまり変わらないですね。
運動は苦手でした。自転車に乗れるようになったのが小学校五年生の頃で、中学に上がってからは乗る機会がなくなったのでおそらくもう乗れません。
今でも記憶に残っている学び
小学校の冬の体育の授業です。校庭に雪山がつくられ、体育を2時間連続で行う特別時間割でスキーを習いました。夏はとても高く感じた雲梯が、冬には跨げるくらいの高さになっていました。
スキー道具を学校まで持っていくのが重たかったこと、1階にある広い特別教室にブルーシートが敷かれてみんなのスキー道具が並んだ景色が壮観だったこと、汗取りのために着用した貫頭衣風のタオル(これ、北の人にしか通じないらしい……)、手袋を落とさないように毛糸で繋いで袖に通して……などなど、あの時にしか体験できなかったことが多かったと思います。
道路に除雪車が走り、雪の壁がつくられるくらい雪が多かったので、冬は毎日スキーウェア登校でした。躊躇いなく雪山に飛び込めるのが楽しかったです。ランドセルに積もった雪を払い落とすため、専用ブラシを持って玄関前に待機する「雪下ろし当番」があったんですよ。
出身県・お国じまん(名物と伝統工芸品の紹介)
幼少期を過ごした青森県を紹介します。
まずは県の形から。なかなか日本地図を覚えられなかった方でも、青森県だけは覚えてくれたのではないでしょうか。本州の最北端に位置する青森県は、二つの半島からなっています。西側が津軽半島、東側は下北半島が正式名称です。しかし、その特徴的な形から、下北半島は「まさかり半島」とも呼ばれます。「まさかり」とは木を切るための斧のことで、金太郎が担いでいるアレです。……そう見えてきませんか?
津軽の名産品はいろいろありますが、私の一番のお気に入りは津軽三味線です。数ある和楽器のなかでもとびきり「あらげない(激しい、荒々しい、を意味する津軽弁)」奏法とアップテンポな曲調が特徴です。
これから紹介する動画で津軽三味線を弾いているのは、2019年にデビュー20周年を迎えた津軽三味線の第一人者、吉田兄弟です。
外国からお友達が来たら案内したいところ
お城を見に行きたいですね。
大阪府大阪市にある大阪城は内部が綺麗な博物館になっています。人よりも大きな石でつくられた石垣が多く残っていたり、敷地内に梅園があったり、休日には櫓の内部を見ることができたりと、丸一日いても飽きのこない場所です。お城の周囲ではランニングや楽器の演奏を楽しむ人や、時折鷹匠も訪れます。
香川県丸亀市にある丸亀城は、「現存十二天守」に数えられるお城です。「扇の勾配」と呼ばれる美しいカーブを描く石垣が有名です。天守の窓から眺める瀬戸内海と瀬戸大橋の風情は得も言われぬものでした。
丸亀城三の丸の石垣は、平成30年の秋に一部が崩れ落ちてしまいました。現在、頑張って積みなおしているところです。
また丸亀に遊びに行きたいものです。
英語の授業をどんなふうに受けてきたか
英語に限った話ではありませんが、教科書にある「コラム」や「補足資料」を読み込むのが大好きでした。英語の教科書では、確か中学校だったと思いますが、「ドリームキャッチャー」にまつわるコラムの印象が強く残っています。輪の中に蜘蛛の巣を模して糸を編み込み、その網が良いことを捕まえられるようにとビーズを織り込み、願いを込めた羽根を吊るす不思議な飾りがとても美しく、自分もほしいなと思っていました。
その想いはずっと心の中に残り続け、そして大学生の頃、とうとう趣味の手芸でドリームキャッチャーを模したものを作ってみたのでした。
座右の銘(モットー)
1.「はい」「いいえ」「ありがとう」「ごめんなさい」をはっきり言える人になりましょう。
母校の創設者がモットーとしていた言葉のひとつです。私は喋ることが苦手ですが、この4つが言えていれば十分かな……と、安心材料になっています。
2. 人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。
ルカによる福音書、6章31節。新約聖書の言葉です。 優しく、他の人に喜んでもらえる私でありたいですね。
苦手なところ(私の弱み)
「お喋り」が苦手です。「発表」なら原稿を読めばいいので平気です。「お喋り」でも一対一なら、なんとかなります。複数人になると何を話したらいいかわからなくなって聞き役に徹してしまいます。
「私はこの話をあなたに伝えたいんだ!」というエネルギーがたっぷり無いと、お喋りできない体質のようです。あと、喋るよりもこうやってテキストを書く方が、考えがまとまりやすいので好きです。
私の好きな写真–写真の説明を文章で-
水の流れる音を聞くのが好きです。上から下へ流れ落ちていく水の音を聞いていると、すーっと心が落ち着きますね。
写真は、大阪にある箕面大滝です。大阪駅から電車で30分、降りてから徒歩40分で辿り着けます。落差が33mもある大滝の迫力はものすごく、太陽が沈み滝がライトアップされるまで、まるまる二時間眺めていました。
1枚目が昼の写真、2枚目が夜の写真で、どちらも構図はほぼ同じです。手前から滝つぼが広がり、右奥に滝があります。滝つぼの周囲は滝と同じ高さの崖に囲まれ、緑が生い茂っています。滝の水は空気を含んで白っぽく、闇の中でも浮かび上がって見えます。
写真の説明について、N川さんからのコメント
大阪にこんな場所があったんですね… 知らなかった。
「滝」は何か特別な感じのある、どこか神聖な印象を受ける場所です。滝と言えば、シャーロック・ホームズなどの物語の重要な場面、または、自然の営みを追ったドキュメンタリーでもよく取り上げられるので、誰にとってもドラマチックに感じられる風景なのでしょうね。
この写真で面白いのは、同じ風景を昼と夜に撮影して並べたこと。私としては、夜でも「滝の水は空気を含んで白っぽく、闇の中でも浮かび上がって見えます。」とは…
なんと神秘的な!と思って、とても印象に残りました。同じ風景でも、撮影した時間帯が違うものを並べることで見えるものもありそうですね。
N川さんからのコメントをうけて…
神秘的!そう言ってもらえて嬉しいです。実はこの滝との出会いも神秘的というか、とても偶然だったんです。
贔屓のカフェの店長さんとお喋りしていたときに偶然日本庭園から滝へ話題が移り、箕面大滝ならここから近いよという話になったんです。そのとき既に15時半。調べてみたら夜にライトアップされるとわかり、今から行けば昼の滝も夜の滝も見られるのでは……?じゃあちょっと行ってきますね!と勢いで飛び出した次第です。