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おすすめのポイント
一冊の本から興味・関心を拡大させて、芋づる式!読書MAPをつくってみよう。友達とシェアするもよし、出来上がったMAPから自分の関心を振り返るもよし、達成感に浸るもよし!
使いやすさのポイント
PDF(画像形式)データが公開。必ずしも印刷しなくても実践可能。
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コンテンツ詳細
芋づる式!読書MAPが公開されています。岩波書店の広報の一環で配布されていたものです。「『本を読む』ことのおもしろさは、一冊で完結するものではなく、最初の一冊から次の本、そしてまた次の本へと続くことではないでしょうか」として、岩波新書を起点にして次の一冊を提案する“芋づる式”の読書MAPが公開されていました。
自分でもMAPを作ってみたい、という声が多かったそうで、白地図が公開されています。MAPはB4サイズでつくられているため、同サイズで印刷するにはコンビニのコピー機などを利用する必要があるかもしれません。ただ、自宅で印刷する場合はサイズが小さくなってしまいますが、「倍率」を「用紙に合わせる」に設定することで縮小コピーができると思います。ただし、この用紙にこだわる必要もないでしょう。例を参考にしながら、少し大きめな付箋や折り紙、名刺サイズのカード(紙)などを活用しながら自由に作ってみてもよいかもしれません。
ただ本を読むだけではなく、どのように自分が興味を拡げていくのか、どのようなテーマに惹かれる傾向があるのかということもなんとなくMAPを作ることを通じて把握することができるので、面白い作業になると思います。書籍名と著者名(訳者名)、出版社など書誌情報をメモするのも忘れずに行うことが大切です。正確にメモを取っておくことで、振り返ったときにも参照可能です。
例えば同じ一冊から初めて友達と後でお互いのMAPを交換するなどしてみても、面白いと思います。子供たち向けのMAP例(岩波新書)も紹介されているので、参考にしてみてください。
インクルージョンに関する詳細
もしかしたら、所定の用紙を使うことが難しい人もいるかもしれません。ですが、この取り組みの面白いところは、一冊の本を読み終えたら、そのままにしておくのではなく、” 芋づる式”に違う本を読んでいき、その記録をつけていくということにあります。読んだ本から何かのきっかけを得て、関連する本を探してみて読んでみる。何の関連で次の本を手に取ったのか記録を残しておくと、達成感もありますし、自分の読んだ本の記録になります。紹介されたとおりの用紙にこだわらず、自分の作りやすい方法で作ってみてもよいと思います。出来上がったものを友達と共有したりしても、お互いの興味関心が拡がっていく様子を知ることができて、似たような拡がり方をしていることもあれば、全然違った拡がり方をしていることを知ることもできるかもしれず、おもしろいと思います。一冊の本を読んで次の本とつなげるとき、なにがどう繋がっていると感じたのか、メモを残すようにすることもポイントです。音声読み上げ機能を使う場合、ツイッターの部分がネットリーダーだと読みづらいです。マップの作り方や趣旨は「まなキキ」の紹介文で十分。