こちらのページでは、現役大学生のSさんが、詩を味わうことの楽しさについて紹介します。小説などとは一味違う言葉の響きを一緒に探してみましょう!
Sさん
おうち時間でたくさんの本を読もう!と思っていたのだけれど、難しい文字ばかりの本を読むのに疲れてしまったなあ…。あ!こんなときは、あれを読もう!
みなさんはどんな言葉や文章が好きですか?日々生活していると、たくさんの言葉にふれることができます。自分の心にグッとくる言葉との出会いのきっかけは、身の回りにありそうです。 おやおや?Sさんがなにか持ってきましたよ!
Sさん
これこれ!この詩集は小学生の頃から持っているものなんだけれど、独特な言い回しとか言葉のリズムとかがくせになってしまうんだ!
詩ってなんだろう?
Sさんがくせになってしまうと
言っている「
詩」とはそもそもなんでしょうか?Sさんは
部屋にある
学研現代新国語辞典で
調べてみました。すると、
「心に生まれてくるさまざまな感情・思想を、リズムをもった言語形式で表した文学」
と
書いてありました。
Sさん
ふむふむ、なんとなくわかったようなわからないような…。でもとりあえず、
詩って
“言葉“を使って自分の感情や考えを表現できるものなんだね!だからこそ、この詩集を読むとなんだか楽しくて心が落ち着いて、くせになってしまうんだなあ。
ここで
少し
細かい
話をすると、Sさんが
読んでいた
詩集は、「
現代詩」に
分類されます。
同じ
言葉を
使う
詩でも、
形式や
時代、
文体や
内容によって
分類が
異なっていたりするんですよ。
印象に
残すための
効果的な
表現技法などもあるのですが…このトピックはまた
別な
機会でご
紹介したいなと
思います!(こういったものを
知ると、さらに
詩の
楽しさを
味わうことができるのです。)
実際に詩を読んでみよう
Sさん
もっといろんな詩を読んでみたいなあ。インターネットでも詩に親しむことができるみたいだよ!
谷川俊太郎の“たったいま”読み返したい詩「ぼくはきっとうそをつくだろう」 | 今気になる「本とマンガ」 手のひらライブラリー | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!
...
国語の
教科書でも
取り
扱われることの
多い、
有名な
現代詩人である
谷川俊太郎さんの
詩を
楽しむことができます!こちらでは
谷川さんの『たったいま』という
詩集を
試し
読みすることもできるのでオススメです。
https://iso-labo.com/labo/words_of_MisuzuKaneko.html
こちらでは『わたしと
小鳥とすずと』で
有名な、
大正時代末期から
昭和初期にかけて
活躍した
日本の
代表的な
詩人の
一人である
金子みすずさんの
詩を
楽しむことができます!
子供たちに声に出して読んで,覚えてほしい・書いてほしい作品集 - 広島県教育委員会
こちらは
広島県教育委員会が
作成したページで、たくさんの
詩にふれることができます!(
一部ダウンロードが
必要な
作品もあります。
音声読み
上げ
機能がついています。)
Sさん
たくさんの詩にふれて、詩の楽しさを味わってください!難しい気持ちで読まずに、「おもしろい言い回しだなあ」とか「言葉のリズムが心地よいなあ」とか「なんだか自分の気持ちと似ているなあ」などなど…。詩の世界を、言葉の響きを、楽しんでみてくださいね!