社会:日本全国、おいしい食べものめぐり(2)~青森~

青森県のイラスト 食べ物

さんかくすと文がえます

H松
H松

みなさん、おいしいべものはきですか??

旅行りょこうに出かけたとき、わたしはその場所ばしょ

おいしいべものをさがしてべることが大好だいすきです。

前回ぜんかいに引き続いて全国ぜんこくのおいしいべものを紹介しょうかいしていきます。

白衣博士
白衣博士

(47都道府県とどうふけんをぜんぶ紹介するながれなのじゃな・・。)

H松
H松

今日は、博士に青森県のおいしい食べものをご紹介します!

白衣博士
白衣博士

ほ~青森県か。青森県の日本酒は、白神山地から湧き出たきれいな水があるから、おいしいじゃろうなあ。

青森県と秋田県のあいだにある場所。雰囲気は、青森県自然保護課が出しているプロモーション動画から体験できます。※字幕はありませんが、セリフが一切ない動画なので、映像だけでも十分楽しめます。

H松
H松

白衣博士、大人の事情でそれ以上はお酒の話はNGです。

※NGとは・・しちゃいけません、という意味。

白衣博士
白衣博士

・・・そうかあ。

H松
H松

と、いうことで。青森県あおもりけんのおいしい食べものを紹介しょうかいしていきま~す!!


青森県のりんごの、ちょっといい話。

白衣博士
白衣博士

おお。たしかに、青森県といえばりんごというイメージじゃ。

H松
H松

でも、博士。なんで青森県でりんごがたくさんできるか知っています?

白衣博士
白衣博士

うーむ。聞かれてみると、わからんなあ・・。

H松
H松

お、気になりますよね。それで私、青森県のりんごの歴史について調べてみたんです。そしたら、青森県庁あおもりけんちょうのページに、りんごの歴史れきし説明せつめいがあったんです。

青森県庁「青森りんごの歴史」※漢字が多いので少し難しいかもしれません・・
白衣博士
白衣博士

ほ~。青森県のりんごは、明治8年に、青森県庁の前に植えられた3本のりんごの木からはじまったのじゃな。そして、菊池楯衛きくちたてえさんという人が、青森県の涼しい気候がりんごにピッタリだと気が付いて、北海道で農業を教えていたアメリカ人の先生から技術を教えてもらい、その技術を青森県の農家に伝えていったという流れなのか。

H松
H松

そうなんです。前回の北海道の話で、近代化を目指して頑張った人たちの話をしましたが、なんと、青森のりんごの歴史とこんなところで繋がっていたんです。明治、という時代は、いろいろな分野で積極的に外国の技術を取り入れてみたり、今までできなかった新しいことにチャレンジしようと奮闘した人たちがいた時代でもあったんですね。そうそう、青森県のりんごの栽培については、NHKさんもわかりやすい動画で解説してくれていましたよ。

NHK for School 「すずしい気候をいかした果物作り~青森のりんご~」
※字幕は残念ながらありません・・。
H松
H松

農家のうかかたは、「すぐり」という作業さぎょうをして、りんごの1ぽんになるかずらすことで、りんごのにいきわたる栄養えいようやし、おいしいりんごをつくろうと努力どりょくしているんですって。

白衣博士
白衣博士

機械きかい使つかわず、ひとひとひと作業さぎょうをしているのじゃな。おいしいりんごがとどくまでには、こんな努力どりょくがあったなんてらなかったぞい。しかしじゃ、それにしても、あまいりんごができることと、よるひる気温差きおんさがあることはなんで関係かんけいしてくるのじゃ?あたたかいほうが、ポカポカして、りんごのあじるとおもうのじゃが。

H松
H松

ああ。博士はかせならわかっているかなとおもって、説明せつめいしないままにしていました。それはですね、博士。少し、理科の話になってしまうのですが、みずこお温度おんど糖分とうぶん関係性かんけいせいから説明せつめいできるんです。株式会社ニチレイさんが、砂糖水さとうみずみずこおらせる測度そくど検証けんしょうする実験じっけん紹介しょうかいしてくれています。

株式会社ニチレイ 氷の実験室「第4回いろいろな液体を凍らせてみよう」
H松
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この実験からもわかる通り、糖分をたくさん含んだ水は寒い場所で凍りにくくなるってことなんです。だから、さむ場所ばしょになればなるほどこおらせないために、りんごの必死ひっし糖分とうぶんあまさ)をもうと頑張がんばんです。暖かい昼間にたくさん光合成こうごうせいをして、栄養をつくり、夜寒いことによってその栄養が糖分として実に行きわたるということなのです。

白衣博士
白衣博士

ほ~。それは納得じゃ。おいしいりんごができるのは、偶然ではなく、科学的にも説明がつくことだったのじゃな。

H松
H松

その土地とちではなければできないものがある、というのも科学的かがくてき説明可能せつめいかのうなことなんですよね。青森県あおもりけん農家のうかみなさんでなければせない、青森県あおもりけんあじというものがあるのです。

白衣博士
白衣博士

うーむ、なんだかりんごの食べ比べ大会をしたくなってきたぞい。

H松
H松

それは白衣博士のおごりということで。おまちしていま~す。

※おごり・・物を買ってくれること。

この記事を書いた「中の人」について
H松
H松

社会科が大好きな大学院生。毎週、大河ドラマを欠かさず正座してみている。青森県には行ったことがないが、中学生の頃に英語の授業でなぜか弘前城ひろさきじょうについてプレゼンをすることになり、必死で弘前城の歴史を調べたことがあるので、いつか本物の弘前城を見に青森県に行きたいと心から思っている。

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