▶ を押すと文が増えます
鯛 たい
「魚」に「周」で「鯛」と書くタイ。
その漢字の由来はさまざまな説があるようですが、さかなクンが説明するところによると、その鯛の形の良さに由来しているそうです。
「周」という漢字に注目してみると、
①まわり「周囲」「周辺」
②まわる。めぐる。
③あまねくゆきわたる。手抜かりがない。
(④中国古代の王朝名)
とあります。
その姿形が本当にきれいで調和のとれた魚という意味での「あまねくゆきわたる」、
お祝いに用いられることが多く、先祖を祭り、一族の繁栄を祝福するための魚であった、とう「一族に幸せを行き渡らせる魚」という意味を込めて「魚」に「周」という字をあてた、とも考えられているとか。
おさかなクンの動画の説明の中では、マダイの説明をとても細かく紹介していますよ。
なぜ鯛といえば赤い色をしているのか?や
鯛のトゲや歯の形にも触れています。
※ ちなみに、おさかなクンは「ご」を「ぎょ」と発音するので注意してくださいね。
マダイと似ているお魚のハナダイ(別名をチダイ:その由来も動画の中で説明。)のことも紹介していて、お魚をもっと観察してみたくなること間違いなしです。
お魚にもトゲや歯や毒があるのですね。
釣りをする皆さんは、ぜひ気を付けて釣りを楽しんでくださいね!
駄洒落のように「めでたい」から「鯛」などとよく言われていますが、なぜおめでたいと鯛なのでしょうか。
その背景には、日本では赤色をめでたい色として使ってきた、ということが一つに挙げられるそうです。
そして、文字通り駄洒落的な意味もあったそう‥。「掛詞」のような語呂合わせ・言葉遊びに由来して、「めでたい」と「鯛」にあやかったともいわれています。
そして、鯛はとても長生きな魚だそうで、20~40年生きる長寿の魚でもあるそうですよ。