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同訓異字の語彙選び
辞書を引いてみる
同音異義語なのか、同訓異字なのか、迷ったときにも、まずは辞書を引いて調べてみましょう。
国語辞典では、言葉の意味を調べることができますが、
漢字辞典を使うと、それぞれの漢字の成り立ちや意味などをより深く知ることができます。
紙の辞書がない場合、オンライン上でも言葉の意味や漢字の意味を調べることができますよ!
・辞典ONLINE 国語辞典ONLINE
・辞典ONLINE 漢字辞典ONLINE
用例を調べてみる
実際にその漢字をつかって表現する場合、どういった感じになるのか、具体的に例を見てみると、自分がその表現や漢字を使うときの判断の助けになります。
用例は、国語辞典や漢字辞典にも載っていますが、
例えば、goo国語辞書では「例文」を示すことができます。
この「例文」は、青空文庫に収録された作品から抽出されてくるものなので、有名な小説などの一節から例を探すことができて便利です。
たとえば、「難解」という語の例文をgoo辞書で探す
検索結果のうち、「例文」を選択すると、「青空文庫」に収録された作品の中から「難解」という用語を使った一節が紹介されます。
こんなふうに表現したりすることがあるのか、ということを簡単に調べられて楽しいです。
コーパスを使ってみる
また、コーパスと呼ばれるデータベースを活用してみる方法もあります。
比較的手軽に使えるものに、国立国語研究所の「現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)」がありますよ!
今回使ってみた「少納言」というコーパスでは、書籍全般,雑誌全般,新聞,白書,ブログ,ネット掲示板,教科書,法律などからデータを収集してデータベースがつくられており、検索ボックスに入れた語彙をデータベースから抽出して表示してくれます。
※ ただし、「少納言」というコーパスは、無料・登録不要なため、検索できる機能に制約があるようです。
どのようなジャンルのメディアから語彙を抽出するか、どの年代のメディアを扱うか、など設定することもできます。
検索結果の画面には、調べた用語、ここでは「難解」という語の前後の一節と、抽出元の文献情報やジャンル、発行/出版年がリストになって示されます。
こういった結果を通じて、こういうふうに表現できるのか、ということを知ることができたりします。
熟語に注目してみる
気になる漢字がどんな熟語として用いられているか、ということも、その漢字の持つニュアンスを知るのに役立てられるかもしれません。
例えば、辞典ONLINE 国語辞典ONLINEで「難」という語を調べてみると‥‥
「難」という漢字を含んだ用語や熟語が一覧に表示されます。
意味も一緒に紹介されているので、「難」という漢字を含む言葉の意味やニュアンスが少し想像しやすくなるかも??