(5)メディアリテラシー

さんかくすと文がえます

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コメント機能の使い方について

1)傷つけず傷つかず
他者を侮辱(ぶじょく)する発言、差別的な発言(人種、性別、思想、障害など)、わいせつな発言など、誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)をしてはいけません。何気(なにげ)ない一言が、あなたにとっては大したことのない言葉でも、傷付いたり嫌な気持ちになる人もいます。誤解を招くこともあります。言葉の(とら)え方や感じ方は、人それぞれです。
匿名(とくめい)だから、ネット上だから、相手は知らない人だから、何でも(つぶや)いていいというものでもありません。発言をするときには、相手を傷つけるような内容になっていないか、表現が過激(かげき)になっていないか、十分に注意しましょう。自分を守ることにもつながります。

2)流されないように
1)に反している、良くないコメントも、残念ながらあります。他者のコメントをみたときに、「それは、本当に信じて良いのか」ということを判断することが大切です。(あやま)った情報や不適切なコメントに(まど)わされて、自分の心が不安定になったりすることはよくありません。現実の友だち関係の中で有りがちな「〜ちゃんがあなたのことを〜と言っていたよ」という他者からの言葉を信じるか、という判断と同じようなことです。ネット上でも、他者に流されないように気を付けましょう。

3)反応を示す
「いいね」というような反応を示せるものもサイトの中にはあります。「いいね」というのは、「自分もそのコメントに賛同する」という共感を示すことになります。ここでもやはり、2)のようなことに注意をする必要があります。この機能は、気軽に自分の意志を相手に表明できるという利点もあります。責任を持って、反応を示しましょう。

4)心地良い交流の場へ
ここまで読むと、コメント機能に()れない方が身のためと思うかもしれません。むやみにコメントをしたり、(おど)らされてしまう不安があるのなら、使わない方が良いです。しかし、コメントからは、新たな気づきや発見を得られる可能性もあります。逆に、自分のコメントに他者が共感をしてくれたら、(うれ)しいですよね。
一定のルールを()まえながら、コメント機能を活用してみましょう。

自他の個人情報をむやみにあげないこと

一度、インターネット上にアップした個人情報や写真は、すぐに消しても、誰かがコピーしている可能性があります。何年も、何十年先も、永遠にネット上のどこかに残ります。世界中に広まります。それは、怖いですよね!自分で自分を苦しめないよう、十分に気をつけましょう。当然ですが、他者の情報を無断で()せることもいけません。「〜がどこにいた」「〜が今何をしている」ということも、個人情報になります。個人情報に関する詳細(しょうさい)は、個人情報保護委員会の「子どものための個人情報保護法ハンドブック」をご(らん)ください。

ご機嫌な勉強のススメ

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「学びの危機」:Counter Learning Crisis Project -学びづらさに向き合う子どもたちの「学びの灯」のために-
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