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K原と申します。よろしくお願いいたします。
担当科目
英語のページを担当させていただいております。
子どものころの、おもひで(思い出)
裏山で筍を掘ったり、そりで遊んだり、山で狐に会ったりしていました。今よりずっと活動的でした!
今でも記憶に残っている学び
異国での人との出会いです。
小さい頃、家族でアメリカに行く機会がありました。泊まったホテルに小さな売店があって、そこでレジ打ちのお兄さんと少しだけお話したことを覚えています。こちらから伝えられたのは名前と日本から来たことくらいでしたが、彼は快く私に話しかけてくれました。パーマがかった黒い髪に黒の瞳、小麦色の肌をした彼の出身は、アメリカではありませんでした。帰国してからも、ずっとどこの人だったんだろうと思っていました。その後、同時多発テロが起こりました。レジ打ちをしていた彼が、それからどうなったかはわかりません。
でも最近になって、彼の故郷がどのあたりか、やっとわかりました。
どうやら私は自分の当時のあだなを彼に伝えたようでした(謎)。彼は「(私の当時のあだな)は、僕の故郷では小さな女の子という意味なんだよ」と教えてくれました。
私はその言葉をずっと覚えていました。そしてその言葉を、大学に入ってから偶然学ぶことになり、彼の故郷について知ることになりました。
彼に出会っていなかったら、英語との付き合いや、言葉について考えることは続いていなかったかもしれません。英語は、違う者同士をつなげてくれたりもします。
出身県・お国じまん(名物と伝統工芸品の紹介)
岩手の伝統工芸・南部鉄器をご紹介します。
鉄の瓶なので、もちろん重量はありますし、基本的に色は黒なので(最近はカラーのものもあるようです)、見た目からしてもずっしり重たいイメージです。でも丸いフォルムと、口が小さいので、少しかわいらしさもある気がします。南部鉄器で淹れた白湯から始まる1日は最高です。一度手に入れたら一生ものだと思います。
その歴史は、平安時代に藤原清衡が近江国(現在の滋賀県)から職人を招いたことから始まったといいます。岩手は豊かな自然があるので、砂鉄や砂、粘土など、材料に恵まれていたようです。その伝統が今も続いているって、すごいですよね。
外国からお友達が来たら案内したいところ
盛岡の「よ市」に案内しようかなと思います。よ市は、岩手県盛岡市材木町で毎週土曜日に開催される市です。雪が降る時期はお休みになりますが、春夏秋と、地元でとれたお野菜から、お寿司、カレー、豚まん、薫製のお肉やチーズ、くずまきワイン、焼き鳥、地ビールなどなど、おいしいものがたくさん並びます。その場で食べられるように外に椅子やテーブルがあるお店もあります。
よ市のルーツは、1500年代なかばに、盛岡城下にあったたくさんの市です。材木町はもともと材木問屋の町<1>として400年の歴史があり、戦前まで商店街として栄えていました。平成に入ってからその町並みをリニューアルし、現在は石畳の歩道に、宮沢賢治<2>にちなむモニュメントが点在しています。
よ市のもう一つの魅力は、景色も楽しめるということです。よ市の先には夕顔瀬橋<3>という岩手山がとてもきれいに見える橋があって、その下には北上川が流れています。
時計を見ないで、岩手山と夕日と、静かに流れる北上川の音を楽しみながら、ゆっくり食べ歩いて、一緒にいろんなことを感じたいなと思います。
ホテルエース盛岡のブログに、よ市のマップが出ていました!
詳しくはこちら「盛岡市 材木町 よ市 Zaimokucho Yoichi is Street Market | 岩手・盛岡の観光(Iwate・Morioka)」(https://www.hotel-ace.co.jp/blog/?p=874)。
やっと雪も溶けて、よ市がまたやってくるという時にこの状況となり、現在は規模を縮小して開催しているようです。またあの静かな活気が戻るといいなと思います。
<1 材木問屋の町 材木町は、北上川のそばにあります。北上川の流れを利用して、船で材木を運んでいたんですね!そこから材木町と呼ばれるようになったそうです。>
<2 宮沢賢治は、多くのお話を残しています。青空文庫(https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person81.html)で読むことができます。>
<3 夕顔瀬橋は、浅田次郎の時代小説『壬生義士伝』の舞台にもなっています。>
まなキキの社会科のページには、私の出身の岩手県についてのページがあります。よかったら、みてくださいね。
社会と聞いて…。あの、実は、H松は『壬生義士伝』から盛岡に興味をもった人なのでした。よかったら、こんなページもあるので、みてみてくださいね。
英語の授業をどんなふうに受けてきたか
私にとって英語とは、自分とは違う存在を知るための言葉でした。だから、教科書のなかのボブとケンの会話を見て「英語は誰かを知るための言葉なのに、私はなぜここでじっと教科書のなかのボブとケンの会話を見ていないといけないんだろう」と思っていました。
あと、This is a pen. と書かれているのをみて、「これっていつ使うのかな?」と思っていました。
座右の銘(モットー)
作成中!ちょっとまっていてくださいね。
苦手なところ(私の弱み)
色々な意味でよく迷います。
私の好きな写真–写真の説明を文章で-
飛行機からの景色は格別です。この写真は、飛行機から(こっそり)撮った空の写真です。飛行機はかなり高いところを飛んでいて、飛んでいるのが陸なのか、それとも海の上なのかもわからないくらい、一面が青のグラデーションになっています。
奥の方にうっすらと白い雲が線上にかかっていて、地平線がなんとなくわかります。上から濃かった青が、地平線にかけてだんだん白くなっていくその色の変化がとても綺麗です。
機体の、ちょうど羽がはえているところに近い座席だったので、飛行機の左の羽が、写真の右下から中央にかけてうつっています。羽の色は白ですが、年季が入っているのか、板のつなぎめの部分がグレーがかっています。この無機質な機体と、上へ行くほど青の濃さが増していく空とのコントラストがたまりません。
飛行機のなかは「ゴー」というエンジンの音が常にしていますが、窓を隔てて、どんな静かな空間が広がっているんだろうと想像が膨らみます。
写真の説明について、N川さんからのコメント
青と白の色合いが強調されていると、すがすがしい印象を受けますね。一方で、具体的に「こういう形!」というのがないので、青のグラデーションや青と白のコントラストをうまく配置した、抽象画のようなものをイメージします。
それにしても、どうして「青い空」という言葉からは、これほど開放的な印象を受けるのでしょう?やはり、世界のどこにでも繋がっているものだからでしょうか?この写真の場合は、閉じられた空間である飛行機と、広々とした空という比較があるので、空の広さがより際立って感じられるのかもしれませんね。