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みなさん、こんにちは。H松です。
担当科目
社会を担当しています。
子どものころの、おもひで(思い出)
「なんで?なんで?」と授業中に騒いで、先生を困らせることに快感を覚えるちょっとイヤミな子どもでした。毎週末、科学館にいって、サイエンスショーをみては「それ、オチ知ってるよ。~っていう現象でしょ?」と大声でツッコミをいれてみたり。大人が困る顔をみるために、図書館でちょっと難しい本を読んでネタを探している「悪い子」でした。なぜあんなにも毎日、大人とたたかっていたのだろうか?と、いざ大人になってみると不思議に思います。
今でも記憶に残っている学び
小学校6年生のときに、劇団四季の「ライオンキング」を卒業記念にウチのクラスで演じることになったのですが。みんなが着る洋服や、舞台の背景や、アフリカに生えている雰囲気のする草や、プライドロック(ライオンキングに出てくる、めちゃくちゃ目立つ岩!)を私たちでこだわって作り始めたために、準備が昼休みの時間や放課後だけでは足りず…。気が付くと、担任の先生が一番必死になっていて、予定黒板が「1時間目、算数:ライオンキング。2時間目、国語:ライオンキング。3時間目、理科:ライオンキング。4時間目と5時間目、総合:ライオンキング。」と一日中ライオンキングをやっている日が続きました。あのときの気分爽快さは、一生忘れません。そして、おかげさまで、演劇が大好きな大人に育ちました。
出身県・お国じまん(名物と伝統工芸品の紹介)
私の地元、静岡県の名物はミカンです。私の家では、ミカンを山で育てていて、冬になるたびに山にいって、ミカンの収穫を手伝っていました。静岡はとっても暖かくて雪が降らない気候なので、ミカンの栽培に適しているんです。
また、静岡の伝統工芸品は駿河蒔絵です。江戸幕府を開いた徳川家康が子どものころに静岡市に住んでいたことから、家康さんは静岡が大好きで、日本のリーダーになったあとで、静岡浅間神社という神社を建て直してくれたのですが。その時に職人さんが全国からたくさん静岡市に移住し、神社をつくりながら、神社の細かな部品を綺麗に塗った技術をつかって、みんなが使う食器を塗って販売したことで生まれた工芸品です。この職人さんたちの技術が、今、静岡市で作られているプラモデルにも生かされています。
詳しくはこちら「徳川家康の歴史が育んだ世界一のプラモデル」(静岡市)
外国からお友達が来たら案内したいところ
静岡市にある、世界遺産の「三保の松原」を案内したいです。三保の松原は、能や歌舞伎の「羽衣」という演目の舞台になった場所なんですよ。天女が空から舞い降りてきて、三保の松原の松に自分が着ていた羽衣(洋服)をかけて、しばらく休んでいたら、その洋服を「なんてきれいな布!」と持ち帰ろうとした男の人がいたんですね。(今だとこれは犯罪じゃないの?とおもうのですが、そこはツッコミをいれたらだめです。)天女は、そのお洋服がないと空を飛べない。こりゃあ、帰宅できないピンチ!なわけです。それなのに、男の人は「せっかくこんなきれいな布を手に入れたのに…」と、なかなか返そうとしない。けっきょく、返すかわりに「そのお洋服を着て、空を飛んで、舞いを見せてくれたら返します!」ということになったんです。その一連のやりとりを、能や歌舞伎では踊りで表現をしているということなんです。
毎年、夜にかがり火をつけて、海岸で能の「羽衣」を楽しむイベントも開催されています。外国のお友達に、見せてあげたいですね。
三保の松原って?「三保の松原」(静岡市観光ガイド)
英語の授業をどんなふうに受けてきたか
英単語を覚えることに熱中していました。理由は、単語さえ言えれば最悪、外国で死なないだろう!と思っていたからです。文法は、理由をきいても「そういう決まりだし、例外もあるよ」と毎回先生に言われるのが嫌で、やる気が起きませんでした。結果、外国にいっても死にはしませんが、「ちょっと怪しい英語を話す日本の人」と思われること多々…という感じの大人になってしまいました。(なお、こういう状態を、社会的に死ぬ、と言います。)外国で死なないことを目標にするのではなく、外国で楽しくおしゃべりができることをみなさんは目標にされるとよいと思います。ほんとうに、そう思います…。
座右の銘(モットー)
稽古照今です。昔のことを今の状況に照らし合わせて考えてみる、という意味です。
苦手なところ(私の弱み)
計算が苦手で、今も暗算ができません。筆算をするか、電卓をつかわないと、計算をすぐに間違えてしまうので、算数の勉強はとっても苦労しました。算数が数学に変わったときに、数字よりも文字(xとかyとか)が多くなってちょっと苦手が減りました。でも、やっぱり数字は苦手です。
私の好きな写真–写真の説明を文章で-
これは、私が新潟県に旅行に行ったときに撮った写真です。だれも住んでいない山奥に、驚くほど水色で、神秘的な川が流れています。川は、くねくねと曲がっていて、曲がっている部分には、触ったら絶対に手を切ってしまいそうな、ゴツゴツした岩肌の大きな岩がカーブを描いてそびえたっています。岩の頭の部分には、緑の草がたくさん生えていて、そこだけは触ってもフワフワして気持ちよさそうです。全体的に、自然が人間にだけは隠しておきたかったと思っていそうな、不思議な雰囲気がします。
写真の説明について、N川さんからのコメント
読んでいるだけで、流れる水の音とマイナスイオンで自分の周囲が満たされた気分になります。かすかな緑のにおいも感じます。「こういう静かな自然の風景っていいなあ…」と思う一方で、私は「静寂と神秘さがあるところにはやはり何か隠れているのでは?」という想像もしてしまいます。それは山伏のような山に近しい人かもしれないし、川の主のといった精霊?神様?が潜んでいるのかもしれない。いずれにしても何か山奥のお寺でたたずんでいるかのような落ち着いた気持ちになりました。あっ、でも人の気配がない風景とはいっても、写真でとられている限りは、最低一人(カメラをもった人)はいるんですよね。こういう風景写真を見る時にはつい忘れてしまいますが。
N川さんからのコメントをうけて…
そうなんです。マイナスイオンがたくさんで、落ち着くなあ…と思う一方で、たしかに、自然の神様が見守って下さっているような、ピリっとした緊張感もある写真なんです。カメラを持っているのは私自身で、人の映り込みはないんですが、もしかしたら、本当はこの写真のどこかに、山の神様がいらっしゃるのかも…なんて思いました。
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